地下鉄・中百舌鳥駅@A出入口で議会報告。厳しい冷え込みで、配布ボランティアの皆さんの手も凍えそうだようです。申し訳ありません。
●外壁塗材でもアスベスト飛散防止を怠る!!
ところで、今朝の朝日新聞によると、煙突解体でアスベストがれきを飛散させた北部地域整備事務所の外壁改修工事の折、欠損部分の仕上塗材にアスベストが含まれているのに、飛散防止対策が講じられままハツリ工事が行われていたことが判明しました。
写真右はその一部で、写真中の塔屋屋根の右下部分ですから、保育園の園庭に近く、関係者の心配は増すでしょう。ただ、工事が行われたのは昨年6月18日。つまり煙突解体と同日で、その後の大気測定の結果から見ると、測定時点では当該工事も含めて基準値を超えるアスベストを確認できなかったことになります。
●問題は、新聞報道まで事実が隠されたこと!!
とは言え、この工事が実施されたことは、当時の工事業者から9月13日に提出された書面によって市当局は認識していたはずです。にもかかわらず、その事実が公表されずに新聞報道となったのは誠に遺憾です。今朝の朝日新聞は、堺区の市施設(小集会所)の解体工事でも、石綿調査結果が掲示されないまま工事が始まった不手際についても報じています。
そもそも、煙突解体の際に事前検査を怠ったことから、ミスが重なっています。大気汚染防止法違反で、担当職員ばかりか堺市も送検される事態となったことを改めて反省しなければなりません。