10月21日(土)   連日の雨が、まだ続きます。台風接近で、雨足も強くなっているようです。

雨の日が続いた選挙選も、今日で終わり。明日は投票日です。天候は最悪ですが、ぜひ、投票に行って下さい。
そもそも、モリカケ疑惑で窮地に立っていたはずの安倍首相が、野党による疑惑解明の機会を奪い、党内での威信低下を挽回しようとして仕掛けた国会解散です。「野党の態勢が整わないうちに…」という卑怯な思いも見え見えで、まさに「解散権の濫用」と批判されるのも当然でしょう。
対する野党は、前原・小池両氏による民進党解体劇で混乱したものの、新たに誕生した立憲民主党への期待が高まっています。10月14日、東京・吉祥寺駅前で聞いた枝野代表の演説は感動的でもありました。

私が印象に残った一節が、「日刊スポーツ」の記事にまとめられているので引用します。

▼民主主義とは…
枝野氏は演説で「権力があれば何をしてもいい。そんな傲慢(ごうまん)な政治がまかり通っていいのか」と、安倍首相の政治手法を批判した上で、「民主主義は、最後は多数決だ。しかし、国民に最大限納得してもらう努力をしない民主主義は、民主主義ではない」と訴えた。

▼全国の仲間を思い、「無所属出馬」はしなかった
新党を立ち上げた理由にもあらためて触れ、「私も無所属で出ていれば、今ごろ自分の選挙区に張り付いていられる(笑い)。しかし、無所属では戦えない仲間が多くいた。皆さんが背中を押してくれたおかげで、私は立ち上がれた。立憲民主党は、国民の皆さんがつくった政党です」と声を張り上げた。

▼「主役」はみなさん!
ただ、党に対する関心の高さだけで勝てるほど、選挙は甘くない。そのことを痛感している枝野氏は、「どうせ(衆院選を経ても)何も変わらないとあきらめている人はいませんか。みなさんがあきらめないために、私は選択肢を示した」と強調。「主役はみなさんだ。後に、この衆院選で、日本の民主主義が本当のまっとうな民主主義になったといわれるためにも、一緒に戦ってください」と、投票を呼び掛けた。

■立憲民主党とその候補者に一票を投じます
マスコミの情勢調査では、立憲民主党(候補者78人)の支持率が伸び、希望の党(同235人)と野党第1党を争う見込みだとか。候補者それぞれの主張に100%納得しているわけではありませんが、私は、立憲民主党とその候補者に一票を投じるつもりです。