11月22日(水)   5.4℃〜14.9℃。午後から雨となったせいか、昨日よりも暖かい感じが…

昨日、西高野街道の石柱の安全対策のことを書きましたが、今日は懸案だった案内標識の取り付けが完了したと、土木部から報告がありました。
写真は、大阪府立大学の前から白鷺駅方向への曲がり角。このような案内板が、堺区の大小路橋付近から始まって、北区、東区、中区を経て、大阪狭山市との境界付近までの道中、27か所(一部区間は竹内街道の案内表示も併設)に設置されたそうです。
なお、報告によると、大阪狭山市や河内長野市の関係部課にも堺市の取り組みを伝え、一体的な配慮を提案しているとのことです。

●市長給与50%削減の議案に質疑・討論を通告
さて、今日は午前中に議会運営委員会、午後から議会力向上会議が開催されました。議運では、27日から始まる11月定例会に提出される議案が示され、そのうち、市長給与の50%削減と退職手当を不支給とする特例条例については、委員会付託をせずに即決することが諮られました。しかし、前任期での20%カットを50%にするという大幅削減の議案は、丁寧に審議すべきです。可決されれば市長給与は月額59万5千円となり、議員報酬78万円より18万5千円も低くなります。果たして、議員報酬はそのままでよいのでしょうか。
私は、市民の皆さんに納得してもらえる議論をするためには、委員会での審議も必要だと主張し、即決に反対する旨を表明。他会派は全部「即決でよい」との意向で、市長給与の半減にもすんなり賛成する模様です。仮に即決と決まっても、私は市長に対して質疑を行い、その答弁を確かめた上で賛否の討論をすることを議運で通告しました。

●大阪維新の会が議員報酬20%削減を提案
なお、大阪維新の会は、前議会で提案して否決された議員報酬20%削減案を再び提案することを明らかにしました。市長の提案に呼応する形になりましたが、これは予想どおりのことです。維新の会もこの議案の即決を求め、他会派は同意しました。きっと、「即否決」で対応するとつもりのようです。だけど、本来は議会全体で本気で考え、実現できる報酬削減案を各会派間で調整して作るべきだと私は考えています。互いに相手を悪者にして、議員報酬は1円も減らさないという政治姿勢は、市民の思いを踏みにじるのではないでしょうか。維新提案に対しても、即決に反対し、質疑・討論をすることを通告しました。

●初日本会議は、27日(月)午後1時に開会します
そんなわけで、今議会は初日から厳しい議論をすることになりました。お時間があればぜひ傍聴にお越しください。もちろん、インターネット中継でご覧いただくこともできます。