11月29日(水)   佐賀市で政治倫理条例制定に尽力した女性市議・岩尾幸代さんが逝去。

1992年、佐賀市議会の議長選挙をめぐる贈収賄事件が発生した折、市政浄化の市民運動に取り組む方々に招かれて、私は佐賀市を訪問。堺市の政治倫理条例や市民の政治参加について語りました。翌年の市議補選には、運動メンバーの一人である岩尾幸代さんが仲間から推されて立候補。手作り・理想選挙を貫いて当選しました。
岩尾さんの当選は、まだまだ古い体質が残る佐賀で、女性たちを元気づけ、活動の場を広げてきました。岩尾事務所の隣には、その女性たちが喫茶・雑貨の店「ハモニカハウス」を開設。障害者グループや男女共生、国際ボランティアなど、人々の様々な活動をつなぐ拠点となっていました。写真は、2004年2月に訪問した私を迎えてくださった仲間の皆さんで、写真右の右端が岩尾さんです。
市議を12年8か月務めた岩尾さんの退任後も活動は続きましたが、1年ほど前に「活動を終える」との連絡をいただいていました。しかし、乗馬など好きなことに打ち込んで元気にされていると思っていたのに、今朝9時に逝去されたことを、当時の仲間の方が知らせてくださいました。突然の訃報は、とても残念です。謹んでお悔やみ申し上げます。

今日は、午後から登庁。大綱質疑で取り上げるテーマについて、関係部課から資料提供を受け、協議しました。