2月15日(水)   朝は1.5℃と寒かったものの、午後は9.5℃となり、少し寒波も和らぎました。

午前中、2月議会に提案される議案の説明を受けました。その要は、来年度予算案です。これまでの議論を通して取り組みを求めてきたことがいくつか実現することになりました。

●がん対策施策の充実
*前立腺がんの検診の実施(新規予算1776万円)。対象は、50歳〜69歳の男性市民。胃・肺・大腸がん検診か国保の特定健診と同時に、PSA検査を1回だけ受診できます。もっとも自己負担金1000円が必要ですから、無料の松原市などと比べてご不満の声が出てくるかもしれません。ちなみに、自己負担金は府内では摂津市の2000円が最高です。
*がん検診総合相談センターの開設(拡充予算3584万円)。問い合わせや相談窓口を一元化し、未受診者への電話勧奨と受診案内を行うことで受診率のアップを図ります。

●学校図書館司書の配置
*全中学校に学校図書館司書を配置(新規予算1764万円)。全40中学校を対象とし、1人が2校を担当します。まだまだ不十分ですが、やっと1歩を踏み出しました。

●アスベスト対策
*専門職員の配置と石綿含有塗材の使用有無調査(新規予算1億58万円)。昨年のお粗末な対応を反省して、アスベスト対策を危機管理室で集約する体制をつくるようです。併せて、今後問題となる石綿含有塗材への対策を講じるもの。麻袋再生業に関する健康被害などを含めたアスベスト対策についても検討が必要です。