中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会の会長・古川和子さんから、昨日メールが届きました。
「先日、ずさんな解体工事を見かけたのでクレームを言っております。場所は浜寺のマクドナルドです。事前の調査もなく解体していました。私が見かけた時はすでに終わった状態でした」
昼前に登庁してすぐ、環境保全部と解体工事の届出を受けたはずの開発調整部に連絡。環境保全部は午後一番に現場へ赴いてくれました。
その調査によると、事前調査や石綿排出作業に関する掲示を怠っていたので、その場で指導。また、発注者のマクドナルドと解体業者の間で交わしておくべき文書についても不備があったようです。
私は、手が空いた夕方に現場を見に行きましたが、解体工事はほぼ終了し、がれきも大半が搬出されているように見受けられました。
ともあれ、先日の予算説明の際に指摘した民間施設の解体工事に伴うアスベスト飛散の危険性が、早くも現実のものとなって確認されたわけです。
今日は、開発調整部に今年度の解体工事届出状況の資料をまとめるように要請。商工労働部に商店街のアーケード設置状況も確かめました。
また、市民の方からは別件の情報提供もあって、ここしばらく調査に追われそうです。