5月26日(金)   午前中からすっきりと晴れ、気温も26.0℃に上がり、また暑くなりました。

今朝の毎日新聞によると、昨日の辞職勧告決議への見解を記者から問われた松井大阪府知事(大阪維新の会代表)は、小林・黒瀬両議員は「すぐ辞めた方がいい」と答えたのだそうです。
維新の会堺市議団は、ボスの考えに逆らって「辞職勧告」に反対したのでしょうか? 
もっとも、森友学園事件でも松井知事が唱えた「百条委員会」に維新府議団が反対していますから、松井氏の発言も維新への悪印象をカムフラージュするパフォーマンスかもしれません。

●「一事不再議」ではなく「一事不再理」?
ところで、昨日の本会議で私が「維新議員は不勉強だ!」と一喝した「一事不再議」について、維新の会は「一事不再理」と言ったと弁明しているそうです。
もしかしたら私の聞き間違いだったかもしれませんが、議場では誰もそのような指摘をしませんでした。それにもしそうだったら、二度目の討論に立った維新議員がなぜ反論しなかったのでしょうか。
もっとも、「一事不再理」とは、憲法第39条「何人も、実行の時に適法であった行為又は既に無罪とされた行為については、刑事上の責任を問われない。また、同一の犯罪について、重ねて刑事上の責任を問われない」の後段の定めに基づく刑事訴訟法上の原則ですから、それを持ち出して辞職勧告(議会議決)を「不当」というのは、いずれにしても理に合いません。

●結局、健康福祉委員会に…
さて、正副議長の選出も終わった市議会では、その他の議会役員をめぐる各会派間の攻防が展開され、今日の午後に決着がついたようです。常任委員会や特別委員会の委員などの会派への配分も決まりました。
会派に属していない3人(小林・黒瀬両議員と長谷川)もひとくくりにして協議が進むので、それそれが別々の委員会を選ばなければなりません。事前の話し合いで小林議員が健康福祉委員会を希望したため私が譲ることにしたのですが、最終的に小林議員は「別の委員会でもよい」ということになり、私の落ち着き先は「健康福祉委員会」に決まりました。
「やっと離れる」と聞いて“小躍り”して喜んだ関係職員もいたそうなのに、どんでん返しで申し訳ありません。なお、「歴史文化魅力発信調査特別委員会」にも所属しますが、こちらは初めてです。

▼毎日新聞(2017.5.26)→画像をクリックすると拡大します。