投票を済ませてから、先日のアンケートで「リコール署名を集めます」と回答してくださった方々をまわり、署名簿をお届けしました。
●リコール署名は明日から再開です
小林よしか議員に対するリコール署名は明日から再開です。ただし、もし28日に国会が解散となり、衆議院選挙が10月22日に行われることになったら、9月29日〜10月22日の間、署名収集は再び「中断」となります。
さて、市長選挙は、現職・竹山候補が、維新候補を破って当選。都構想隠しに始まる、数々の「うそ」政治の実現を阻むことができました。
●「当確」発表は9時29分
NHKがテレビ放送で「現職の竹山氏=3回目の当選確実」のテロップを流したのは9時29分。開票率は0%の段階です。出口調査で勝負がついていたのでしょう。後で放送された「竹山市政への評価」でも、「評価する」との回答が61%でした。
しかし、最終の開票結果をみると、竹山候補の得票率は53.8%で、維新候補は46.2%でした。4年前の選挙では、竹山候補=58.5%、維新候補=41.5%でしたから、その差は9.6ポイント縮まったことになります。
●投票率低下が竹山票の減少に
投票率の低下で総投票数が3万7千票余り減っているのですが、維新候補が1,268票減なのに比べ、竹山候補は36,113票の減です。この結果からみると、「都構想隠し」で争点をぼやかし、有権者の投票意欲をそいだという観点では維新の戦略は功を奏したようにも見えます。しかし逆に、「水道料金大幅値下げ」など、デマ根拠にもとづく売り文句は、維新支持層にうけても、いわゆる「無党派層」には受け入れられなかったとも言えるのです。
ともあれ、竹山市長には、この結果を真摯に重く受けとめてほしいと思っています。昨年12月と今年3月の議会で、私は「多選の戒め」を説きました。一般論としての「権力の腐敗」だけでなく、有権者は常に「改革」や「変革」を期待しています。今回は、相手陣営の「うそ宣伝」が市民に見抜かれ、彼らが唱えた「停滞か、成長か」もまったく中身のないキャッチフレーズだと多くの人が気づきました。その結果の3選であることに、ぜひともご留意のほどお願いします。
※前回選挙との得票数の比較は、「アクション日記」に掲載
http://www.gulf.or.jp/~syun-ei/hp_017-2nikki/1922.html
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