9月7日(木)   午前中、大変な蒸し暑さを感じました。昼過ぎから小雨が降り続いています。

夜、ソフィア堺で開催された「堺市長選挙公開討論会」を、最前列で聞きました。

結論から言うと、2期市長を務めた竹山氏が具体の施策を基に話すのに比べ、永藤氏の話は抽象的です。口先だけで「停滞を止め、成長へと舵を切る」と叫んでも、何の説得性もありません。

また、永藤氏は「行政は大きな視野で考えなければならない」と述べ、「消防行政の大阪消防庁への一元化」や「水道事業の統合」を進めることを表明。
これに対して竹山氏が「それこそ都構想のキモだ」と指摘すると、永藤氏は「任期中は都構想の議論をしない」と逃げました。
しかし、竹山氏は、永藤氏が昨年4月に「政令市制度は廃止すべきと考えている」とツイートしていることなどを挙げ、「まさに、都構想隠しだ」と批判。

今日の公開討論では、永藤氏が大阪維新の会の選挙戦略「都構想隠し」を、さらに必死に隠そうとしている様子が明白でした。

維新の会の“党是”とも言える「大阪都構想」を封印する手法は、宣伝チラシに書いている数々の“うそ”にも通じるもの。こんな政治手法がまかり通ることは、何としても止めなければなりません。