11月13日(火)   雨は朝まで残ったようです。出かけるころには上がりましたが一日曇り空。

沖縄の辺野古新基地工事の強行を中止するよう、政府への意見書を議決してほしい」という請願書が、今日、堺市議会に提出されました。8月18日に開催された「「辺野古の海は壊させない!堺からの声を・請願署名スタート集会」以来、市民の皆さんが集めた請願署名は、目標の5千筆をはるかに超え、今日現在9221筆に達したそうです。「紹介議員になってほしい」とのご依頼があったので、署名・押印しました。

●またまた「強権姿勢」を露わにした大阪維新の会議員
さて、今日は午前中に議会力向上会議が開かれ、予算・決算委員会の開催方法を変えることについて協議するはずでした。すでに変更原案が示されていますが、6つの常任委員会ごとに分科会を置いて審議する現在やり方を、3常任員会ずつにまとめて2つの分科会にすること。その際、1委員の発言持ち時間を3日間で40分(答弁を含む)、総括質疑は1人あたり7分(同)にするというものです。ちなみに現在は、答弁を含まずに1日30分、総括質疑13分です。大雑把に言えば、発言時間を現行の4分の1程度に押さえ込もうという乱暴な提案です。

これまで、私の他、ソレイユ堺、共産党が発言時間の削減に反対する立場を明確にしながら、議論の進展には協力して、2分科会方式や討論時間を20分(現行30分)にすることには同意すると表明しています。

今日、議会事務局が提出した資料に「合意」との文言があったので、「発言時間削減を強行するなら原案そのもの反対する。従って暫定合意と理解しておいてほしい」と発言したら、「それなら、今日は議論できない」と座長が会議の打ち切りを口にしました。

また、大阪維新の会の議員は「民間の体験からすれば、いつまでも議論できない。決をとるべきだ」とまで言い出しました。議会力向上会議には「採決」のルールはないし、そんな前例もありません。何かと言えば「民間」を持ち出す維新の会ですが、私たちの仕事は民間とは異なります。市民福祉の向上を目指して行政チェックをする使命の自覚すら、彼らにないようです。

▼堺市議会に提出された「辺野古工事強行反対」の署名簿