11月30日(金)   6.1℃〜16.9℃。好天で昼間は暖かいのですが、日射しがないと寒く…。

12月6日(木)に登壇が決まった大綱質疑のテーマを通告しました。「阿坂墓地における市有地の管理について」。

実は、このことをめぐる議論は、2008年にもしています。

同墓地内には、堺市が旧五箇荘村との合併で引き継いだ市有地や、2005年に国から移管された里道があります。2007年、その里道(法定外公共物)上に5区画の墓地が造成され、1区画300〜350万円で使用権が売却された問題を指摘。議会での議論を経て、堺市が墓地管理組合と話し合った結果、売却先に返金の上、5区画は撤去されました。

ただ、その折の調査で他にも問題点があることが判明。里道には5区画だけでなく、1980年ごろに造成された29区画の墓地や水くみ場がありました。
また、合併引き継ぎの市有地にも78区画が造られ、こちらは1968年頃に6万円で売却されたとのこと。
これらの事実を、堺市はこのときまで把握していませんでした。

また、墓地の造成や拡張は「墓地、埋葬等に関する法律」によって「許可」が必要です。阿坂墓地の一部は同法に基づいているものの、そうでない区域の方が大きいことも判明。

「市有地の適正管理」や「違法状態の解消」を図ることを、当時の理財局長などが言明しました。それから10年。果たしてどうなったかを点検してみるつもりです。