11月4日(日)   「香椎副都心」として開発された会場前のケヤ並木が色づき初めています。

「九州在宅医療推進フォーラムin福岡」は、昨日と今日の2日目にわたって開催されるため、昨夜は博多駅前のホテルに泊まりました。朝、博多駅構内の券売機で千早駅までの切符を買い求めていると、背後から「長谷川さん!」と呼ばれて驚きました。聞き覚えのある声ではありますが、「まさか」と思って振り返ったら、やっぱり、リヒテルズ直子さんが笑顔で立っていました。今日のファーラムで講師を務められるリヒテルズさんには会場でご挨拶するつもりだったのに、ここでお目にかかれるとはまったく予期しない出来事です。

実は、リヒテルズさんは昨日もシンポジウムに参加されていたそうです。「なみきホール」は福岡市の東市民センターですが、客席は800席(1階658席/2階142席)もあります。少し遅れて入場した昨日、私は会場最後部の席で聴いていたため、最前列におられたリヒテルズさんには気づきませんでした。

ともあれ、千早駅までの車中や、早く着きすぎて開場を待つ列に並びながら、リヒテルズさんとの会話が弾みました。昨日のシンポジウムでは、39歳で若年性認知症を発症した丹野智文さんが「認知症にもいろんな態様がある」旨の発言をされ、私も感銘を受けました。また、笠井浩一さんが発表した福岡市の取り組みにも感心していたのですが、リヒテルズさんの隣席で聴いていた地元の女性看護師はしきりに首をかしげ、「おかしい」と疑問の声をあげていたそうです。

そんなエピソードを交えて語ったリヒテルズ直子さんの講演内容などについては、また明日の日記で。