11月5日(月)   13.8℃〜20.5℃。気温はちょっと上がったものの、肌寒さが増しています。

「九州在宅医療推進フォーラム」の2日目午前中のプログラムは、2人の講師による「特別講演」でした。最初にリヒテルズ直子さんが「成熟市民社会オランダに学ぶ〜福祉における自立的選択と自立的当事者意識を育む教育〜」と題して講演。次に、大阪大学文学部臨床哲学研究室名誉教授の浜渦辰二さんが「当事者抜きの医療にならないために〜エンド・オブ・ライフ・ケアの現状に焦点を当てて〜」のテーマで話されました。

実は、昨日のフォーラムには、妻の高校時代の友人Nさん夫妻も参加されていました。ご夫君はかつて九州大学理学部で遺伝子研究などに当たっていた研究者で、現在は佐賀県にある精神医療機関で研究を続けておられるそうです。「リヒテルズさんの講演を聴いて、これまで悩んでいた問題を解くカギが見つかった」とのこと。お誘いしたことに感謝の言葉をいただきました。
午後のプログラムは、九州各県や沖縄県での「地域活動や在宅ケアの当事者や地域住民または行政の取り組み」についての発表と、それぞれの発表者によるシンポジウです。その第1部、沖縄県宮古市、大分県杵築市、佐賀県小城市、長崎県島原市での取り組み聞きました。ただ、残念ですが時間の関係で第2部の聴講はあきらめ、博多駅から新幹線で帰宅。