3月11日(日)   1.8℃〜13.5℃。春の兆しが濃くなりますが、被災地はまだまだ寒そうです。

昨晩深夜、NHKのETV特集「忘却に抗う〜福島原発裁判・原告たちの記録〜」を視ました。原告勝訴の一審判決に国と東電が控訴。人々の闘いと苦しみは続きます。生活基盤を奪われた方々の無念と、何年先までも耐えなければならない困窮を決して忘れまいと、自分に言い聞かせました。
昨年4月、富岡町、浪江町、大熊町などの被災地を訪ね、避難指示が解除されてもまだまだ帰還できそうにない町の様子も見てきました。津波被害の跡も残っていた生々しい記憶を思い起こしながら、午後2時46分に黙祷。

●アスベスト除去残しと資料隠し…予算委員会での議論準備
さて、3月5日の本会議で追及した北部地域整備事務所の煙突アスベスト除去工事について、予算委員会建設分科会でも議論することを通告しました。本会議での議論で、少しは真相に迫ることができました。しかし、一昨年6月のアスベストがれき飛散事件の現場で、またミスを重ねるという事態はなぜ起こったのでしょうか。予算委員会では、市職員のアスベストへの危機意識を問い、堺市のアスベスト対策を万全なものとすることを目指します。

▼浪江町請戸地区で昨年4月に撮影。約6q先の東電福島第一原発