「戦争の核心を詠む鶴彬」
先週土曜日(17日)の朝日新聞(なにわ柳壇)に載った一句に目をひかれました。恥ずかしいことに「鶴彬」(つるあきら)を知らず、調べてみたら、1908年生まれの川柳作家でした。
「手と足をもいだ丸太にしてかえし」など反戦川柳を作り続け、治安維持法違反で逮捕された警察署の留置所で赤痢に感染し、1938年、29歳で死去した人とのこと。
なお、冒頭の句の作者は堺市議の成山清司さん(公明党)です。
ちなみに、この日の掲載句の課題は「触る」。成山さんの作品と並んで、「九条を触ると国が揺らぎ出す」(吹田・佐々木さん)、「九条を触ると罰が当たるかも」(城東・平賀さん)などの句も、選者が選んでいました。