3月9日(金)   朝まで雨が残りました。気温は、未明の10.8℃からどんどん下がり続けです。

市民人権委員会で、委員外議員質問をしました。取り上げたのは、今議会に提案されている議案第39号「消防行政統合システム」(機器一式)の買入れです。
119番通報を受け、コンピュータ制御によって消防隊や救急隊の出場指令をする「指令システム」のほか、「支援情報システム」、「画像転送システム」を相互に接続させたシステムで、いわば消防行政のかなめです。機器の老朽化に伴って交換部品も不足し、全面更新の必要が生じていました。

2社が入札に参加し、日立製作所が19億8千万円で落札。一方の富士通の入札金額は22億3650万円で、現行システムを納品し維持に当たっている同社が2億円以上高いのが不思議でなりません。加えて、昨年に公取委から談合を指摘された消防デジタル無線の入札に関わっていることなどの疑問点を指摘。
また、日立と契約した場合に追加契約の必要が発生する可能性がないかなど、総合評価方式で行った事業者選定の妥当性について質しました。