5月3日(木)   朝まで降り続いた雨は上がり、好天に。ただ、午後の気温が下がりました。

憲法記念日の午後、「ニッポン国vs泉南石綿(いしわた)村」という映画を観てきました。
大阪・泉南地域のアスベスト被害者や遺族が、対応を放置してきた国の責任を問う裁判を起こしたのは2006年。以来8年にわたって取材・撮影した、原一男監督のドキュメンタリーです。
監督から「なぜ、怒ってんのか?」とインタビューされた柚岡一禎さん(泉南地域の石綿被害と市民の会代表)が答えたセリフを暗闇の中でメモしました。「もう手遅れなんです。(中略)もう全部死んでしまった」。

人々の苦しみや死に対してあまりにも無責任な行政対応と、被害者たちの闘いを映画を通して確認。堺のアスベスト対策や除去工事をめぐる議論に生かしたいと思っています。大阪市西区九条の「シネ・ヌーヴォX」で5月13日まで上映中です。

※ニッポン国vs泉南石綿村 http://docudocu.jp/ishiwata/
※シネ・ヌーヴォX  http://www.cinenouveau.com/

なお、今日は午前中に、昨年採取していたフウセンカズラの種を植え付けました。今夏、事務所前の壁面にグリーンカーテンを作ってくれるでしょう。