6月7日(木)   雨は朝のうちに降り止みましたが、一日中、すっきりしない天気が続きました。

建築物石綿含有建材調査者協会の「中間報告」が、今朝、届いたようです。午前中に転送を受けて内容を確認しました。以下は、その抜粋です。

▼煙突内側の横引き煙道取り合い部分に煙突用断熱材の小片や小塊が残存していた。採取し、JIS A1481-1及び4(偏光顕微鏡による定性及び定量分析法)で分析した。アモサイト(煙突に使われている。別称:茶石綿)57.8%の含有が確認された。

▼また煙突内部には筋状(縞状)に疑義物質が残っており、採取し定性定量分析を実施した。アモサイト8.49〜20.1%の含有が確認された。筋状の物質には粉状物質が表面に塗布されており、粉じん飛散防止剤の主成分である炭酸カルシウムであると思われる。粉状物質の内側には、わずかにアスベスト繊維(アモサイト)が目視で確認された。

▼横引き煙道の接続部の取り残し、筋状の取り残し等があることから、細部の施工状況は“粗い仕事”であると判断される。

なお午後遅く、昨日の学校管理職との面談で新たに浮上した問題点などをめぐって市教委と協議。これまで事件のたびに何度も体験した、教委独特の体質はまだ抜けていないようです。