8月24日(金)   台風から変わった温低で青森にも大雨警報。当地は、22.4℃〜29.3℃。

昨夜、速度を上げた台風20号が日本海に抜け、搭乗予定だった青森行きの航空便は定刻に離陸。万一の場合は新幹線を乗り継ぐ覚悟を決めていたのですが、助かりました。青森空港には定刻5分前に着陸。バスで青森駅前へ。

●朝日朝刊に掲載の「はるえ食堂」
青森に来たのは自治体学会の関係行事に参加するためですが、午後の開会まで少し時間があったので、駅近くの「はるえ食堂」で昼食。実は、今朝の朝日に同食堂の記事が載っていて、ぜひ訪ねてみたいと思っていました。記事には「古川市場の裏」とあったのですが、「青森市民の台所」と言われた市場はすでに全店廃業です。近くの資材店で道を問うと、お店の方が表まで出て親切に教えてくれました。記事どおり、83歳の横山はる江さんが1人で切り盛りしている店先で、手作りの焼きおにぎりとお惣菜をいただきました。

●知事はエンターテナー?orパフォーマー?
さて、自治体学会初日の行事は、リンクモア平安閣市民ホールで開かれた全国自治体交流会議。青森県知事・三村申吾さんが「人は財(たから)〜あおもりを愛する人づくり〜」と題して基調講演。同県が試みる様々な活動を紹介する知事は、登壇時ははっぴ姿で、健康施策の減塩運動「だし活」の話になると割烹着に着替えるなど、なかなかのエンターテナーぶりです。
続いて、「人口減少時代における地域の明日を考える〜地域力・地域資源を活かすしごと創りへの挑戦」をテーマとするパネルディスカッション。学会理事長の西村幸夫さんがコーディネーター、青森市長の小野寺晃彦らがパネラーを務めました。青果企業を経営する内海弘次さんは、地元農家と提携するイタリア野菜の広める活動について、また、「全国で最多比率」と市長が誇る女性社長の木村尚子さんは成功させた「おやさいクレヨン」について、さらに、それらの起業活動を支援する「あおもり地域ビジネス交流センター」の大崎陽一さんも、その活動について話しました。

●来年は堺市で開催
その後、来年の開催地である堺市の狭間副市長が壇上に上がって挨拶して閉会。会場を国際ホテルに移して、情報交換会が催されました。