1月24日(木)   5.0℃〜9.0℃。気温が下がり、冷たい風が身にしみます。明朝はもっと?

政治倫理条例に基づく「資産報告書」や、政務活動費の「収支報告書」などを通して、堺市議の「カネ」を監視し続けてきた野村孜子さんは、「知る権利ネットワーク関西」という市民運動に長年携わり、事務局長を務めたこともあります。その野村さんが、このほど刊行された30年史『情報公開賛歌』を送って下さいました。
「第1章コピー裁判」は野村さんの執筆で、1989年当時に選挙運動収支報告書のコピーをめぐる堺市選管との攻防から書き出しています。「手書きで写すのはよいが、コピーは認めない」。現在では考えられないような行政対応に、市民が「知る権利」を行使する闘いです。
このような闘いを経て野村さんの「市民感覚」は鋭さを増し、政務調査費(当時)の不正支出863万円を返還させる住民訴訟にも勝利しました。大阪維新の会議員による不正が次々と暴かれるようになる前のことです。30年にわたって活動されている懐かしい方々の思いが詰まった貴重な一冊です。(花伝社刊)

今日午前中は、昨夜お通夜にお参りした方のご葬儀。午後は、昨日来ご相談を受けている医療や公園などに関する事案の調査に当たりました。