10月24日(木)   予報になかったのに朝から雨。少し止み間はありましたが、午後も…。

午前10時から、竹山修身前市長の選挙資金問題調査特別委員会(百条委員会)が開かれました。これまで、竹山前市長が証人尋問の日程調整に応じなかったため、委員会としては11月5日(10時30分開会)を尋問日と定めて「出頭請求書」を送り、併せて「補佐人同伴願」や「撮影・録音及びインターネット中継に関する意見書」の提出を促しています。これに対して、竹山氏の代理人弁護士からの回答文書が届き、委員会冒頭に議会事務局職員が読み上げました。

●竹山氏代理人弁護士からの文書
当該文書によると、同代理人が作成・提出した百条委員会に対する疑問などについて市議会の回答がないので、各書面の「提出を留保する」とのことです。ただ、百条委員会として証人喚問する相手方からの質問に答える法的義務はありません。また、「陳情書」として提出された文書は次回11月定例会で審査の上、審査結果を陳情者に報告することになっています。
いたずらに調査が引き延ばされることを避けるため、11月5日の証人尋問は予定どおり行います。また、竹山氏が出頭し、補佐人同伴願が提出されれば最初にその可否を審議し、撮影・録音やインターネット中継は最初から行うことを今日の委員会で決定しました。私はその際、竹山前市長は「一生かけても説明責任を果たす」と公言しており、百条委員会は議会が作った説明の場であると考えてほしいと述べ、当日の出席を期待する旨の発言をしました。

●阪本圭氏(出納責任者)の証人尋問は11月8日
市長選の出納責任者であった阪本圭氏には、11月8日10時30分に出頭請求しています。阪本氏からも、竹山氏と同じ代理人弁護士から同趣旨の回答が届いていますが、予定どおり証人尋問を行います。
ただ、阪本氏については「私人」であることに考慮して、撮影・録音やインターネット中継を開会時のみに限定し、証人の入室時以後は行わないことを決定。阪本氏が竹山氏と共同対応していることに鑑みれば同様でもよいのですが、あえて異論を唱えませんでした。