11月18日(月)   11.5℃〜24.5℃。午後、強風でケヤキの落ち葉が散乱。夕方から雨。

朝から登庁し、学校図書館の司書配置に関する市教委の調査報告を受けました。その後、各部局からの報告が続き、午後2時から11月定例会に提案予定の議案説明。そして、3時半からは、「議員の処遇」についての各会派代表による協議に臨みました。

●試される本気度…議員報酬引き下げは実現するか
会派代表者会議の目的は、大阪維新の会が提案している「議員の処遇」をテーマとする議論の進め方です。私は、その内容をまず「議員報酬カット」に絞り、各会派が納得できる引き下げ額を調整すべきだと主張したのですが、今後も非公開の会議を継続することになりました。

●「旅費条例改正」をめぐって4会派が秘密協議?
ところで、上記の会議が終わって私が席を立った後も、他の出席者の多くがぐずぐずしています。その様子から私の退場を待って会議を再開した気配が感じられ、各会派の控室を訪ねて確認したら、部屋に戻っていたのは私と共産党議員だけでした。
察するところ、維新、公明、自民、創志会の4会派で、「旅費条例改正」への対応を協議していたのでしょう。その後、たまたまエレベータに乗り合わせた議運委員長に質したら、「1月1日施行と4月1日施行が半々だった」と、あっさり認めました。さて、宿泊費を余らせた税金で宴会する「役得」を手放すのは少しでも先にしたいと主張しているのはどの会派なのでしょうか。

●問われる市長の政治姿勢
今日の議案説明では、「旅費条例改正案」が抜けていました。市長としては、「議会の意向を確かめているのに回答がない」と言いたいのでしょう。しかし、これまでの議会内の協議では、「改正案に反対」との主張はなかったと認識しています。前にも書きましたが、議運委員長が「4月1日施行」を言い出し、また公明党から「旅費計算の起点変更」が提案されています。
しかし、現行条例の不合理を正す改正は速やかに実施するのが通例ですし、起点変更は条例内容と関係のない運用上の問題です。これらの事情を承知した上で、万一にも市長が改正案の提案を遅らせるような事態となれば、徹底的にその政治姿勢を追及せざるをえません。