4月27日(土)   未明に雨。日中はほぼ晴れていましたが、にわか雨も。11.5℃〜15.0℃。

今朝の毎日新聞に、昨日の討論で述べた「反省」と、竹山市長が控室にあいさつに来られた折の風景が報じられています。記者さんによると、市長は私のところに来るまで涙を見せなかったそうです。私が最後だったので、こらえきれなかったのでしょうか。

市長に「残念でしょう」と声をかけたのは事実ですが、「残念」だったのは私も同じでした。討論でも触れたように、竹山市長が取り組んだ施策は十分に評価できるし、担当する職員からの信頼も厚かったように思います。
そして何より、議会では正面から議員と議論する姿勢を保ち続けました。私が初当選以来に接した堺市長は5人いますが、多くの市長は担当職員と助役・副市長に答弁を委ねるのが常で、よほど詰めないと自身で語ることは珍しかったものです。その点、竹山市長は最初から率直な議論を通して事を見極めようとしていたと思います。

●「政治とカネ」は政治に携わる者の最根幹にあるもの
にもかかわらず、今般次々と明らかになった事実、また指摘を受けて訂正を余儀なくされる事態は、ご当人に「政治とカネ」に関する意識が欠落していたことが明らかです。期を重ねるに従って、巨額の献金やパーティ収入が集まっているのに、家族だけでそれを管理し、政治資金規正法に基づく処理を怠っているなど、まさに言語道断と批判しなければなりません。

あらためて、初当選の際に推薦をいただいた市川房枝さんの言葉を思い出します。「清潔な政治を実現しようと思うなら、その入口の選挙からきれいにしなければいけませんよ」。ちなみに、先日選管に提出した今回の選挙費用は、187万6428円。その費用を負担する「長谷川俊英推せん会」に集まるお金は、すべて個人からの寄付で、企業・団体献金はお受けしていません。

▼毎日新聞(2019.4.27) 画層クリック→拡大