7月13日(土)   朝から、ほぼ一日中の雨です。気温は27.5℃を最高に下がっています。

私が立命館大学に入学したのは1960年。安倍首相の祖父である岸信介総理による日米安保新条約の強行採決に抗議する全国的な国民運動の真っ最中でした。

右の写真は、当時、立命館大学学友会(全学自治会)の委員長として学生運動のリーダーを務めた森茂樹さんが卒業される折に催した送別会(あの頃は「追い出しコンパ」と言っていました)で撮影したもの。当時の立命館の中枢メンバーが顔を揃えています。

前列中央が森さんで、向かって左隣に末川博総長が座り、右端で障子の側に立っているのは武藤守一教授、前列左端が細野武男教授。武藤教授(当時は教学部長)は末川総長退陣後に、また細野教授はその次にそれぞれ総長に就任された人です。学生部長のほか、学生からの信頼が厚かった学生課長で確か後に常務理事を務められた西村幸雄さんの姿も見えます。

2列目以後は森さんに育てられた後輩たち。最後列の左から4人目・眼鏡顔が私です。当時の立命館は「全学協議会」という制度を設けて、大学運営の主要施策について理事、教職員、学生が協議する仕組みが作られており、「学園民主主義」を実践する場になっていました。

森さんは卒業後、(株)日本マーケティング研究所に就職。同社社長や社団法人日本マーケッティング・リサーチ協会の会長としても活躍されました。親分肌で面倒見のよい森さんには、私が桃山学院大学在職中に卒業生を社員採用していただくなど、とてもお世話になってきました。

実はこの写真も、2011年の市議選出発式に際して、わざわざ激励に来て下さった森さんが持参されたものです。その森さんが難病を患って枚方市の高齢者施設に入所されていることを知り、今日お見舞いに伺いました。折良く居合わせて下さったご子息を交え、写真を中心にして懐かしい話が弾んだ一日でした。

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