7月8日(月)   22.5℃〜30.0℃。晴れたり曇ったり、不安定な天気ながら昼間の雨はなし。

午後2時から、竹山修身前市長の選挙資金問題等調査特別委員会(百条委員会)が開かれました。

第1回委員会でまず決めるのは正副委員長ですが、正副委員長共に大阪維新の会の議員が選ばれるという異常事態です。このような人事は事前に会派間の調整が行われ、それぞれ別の会派委員が就任するのが通例です。ところが、維新以外の会派はすべて就任を辞退したようで、そうなることは私にも事前に知らされていました。

私も同意するつもりでしたが、一昨日、「副委員長」候補の維新議員から届いたメールを見て驚きました。
今日の委員会の進行を示すメールで、その内容は、@正副委員長は「指名推選」(ご当人のメールは「氏名推薦」と誤記)で選ぶ、A委員会が助言を求める弁護士は、小林・黒瀬両議員のときと同じA弁護士に「内諾を得ています」とのこと。
まだ正副委員長が決まってもいないのに、これは明らかに越権行為です。それに、委員会で弁護士選任の決定をする前に相手方の「内諾」を得るなどは、相手弁護士にも失礼な話です。

●正副委員長選挙では白票、弁護士は各会派から候補者を推薦することに
「正副委員長の指名推選には異議がある」と返信したところ、投票での選出となり、私は白票を投じました。先のメール内容から察して、公正な委員会運営に当たるべき正副委員長としての自覚ができているのかと疑ったからです。

そして、「弁護士の内諾」については、委員会後に開かれた委員協議の席で「誰がどのような権限に基づいて行ったのか」と追及しました。
議会事務局長が「事務局の判断」と泥をかぶりましたが、そんなはずはありません。おそらく、「正副委員長」を独占する予定になって思い上がった維新議員の誰かが事務局に指示したに違いないのです。そのことを認めようともしない卑怯な態度に、いっそうの憤慨を覚えました。

ともあれ、その後の協議を経て、弁護士は各会派が16日までに推薦した後に選任作業に入ることが確認できたので、矛を収めることにしました。