7月9日(火)   未明に雨。日中は曇り空でしたが、夕方からまた雨に。22.5℃〜28.5℃。

今朝の朝日新聞によると、百条委員会の委員長に就任した池田克史議員が「出頭拒否に対する告発を念頭に置いた議事運営を進める」と述べたそうです。
竹山前市長が「政治資金は税金・公金でない」と主張し、「不出頭」を言明していることを質問されて答えたのでしょうが、堺市議会がこの百条委員会を設置した目的は「真相究明」のはずです。

委員会としては、何としても竹山氏に出頭を促し、その証言を得るのが第一義で、証人尋問の実現を図ることが議事運営の要でなければなりません。

また、百条委員会の名称が「竹山修身前市長の選挙資金問題等調査特別委員会」となっているように、この委員会は政治資金全般ではなく市長選挙に関する資金について調査するものです。これは、地方自治法第100条第1項が規定する「当該普通地方公共団体の事務に関する調査」に該当すると考えるべきです。

そして、竹山前市長はこれまで「説明責任を果たす」と言明しているのですから、法律論で拒絶するのではなく、「説明の機会を得た」と考えてほしいと、私は思っています。

いずれにせよ、初めから「出頭拒否」を前提に委員会の進行を考えるのは如何なものでしょうか。昨日の日記に書いた「弁護士選任」のことも含め、大阪維新の会の議員たちの前のめりの対応は、「真相究明」を遠のかせるものだと批判せざるをえません。

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事務所前の花鉢で吸密してしているのは、「ヒメアカタテハ」でしょうか? 今日午後、たまたま花を撮影していたら飛んできました。蝶に詳しい方がいらっしゃったら教えてください。