11月25日(水)   9.5℃〜14.5℃。今日はずっと曇り空。陽光がないと一層寒さを感じます。

「『うそをついても人は信じる。ただ権威をもって語れ』。皮肉屋として知られた文豪チェーホフの言葉である」。昨日の朝日新聞の天声人語に書かれた一文にうなりました。一国の首相があれほどまでいけしゃあしゃあとウソを並べた桜を見る会の国会答弁に、私たちはもっと怒るべきでしょう。その前首相を支えた現首相も、案の定、「捜査中」を理由に答弁を拒んでいます。森友、加計を含め、国民をだまし、欺き続ける政治を続けさせることはできません。

さて、今日の議会力向上会議の議論は予定時間を大幅に超えて、2時間半に及びました。現在試行中の代表質問制や予算・決算委員会の分科会方式を本格実施に移すかどうかを審議する際、大阪維新の会からは「発言時間を20分減らせ」との提案。ワークライフバランスに配慮して会議を5時までに終えるのが目的というのですが、ならば会議日数を増やすべきです。
なお、政治倫理条例の改正をめぐっては、提案した自民党から同条例の改正という形にはこだわらず再検討したい旨の表明がありました。今後、議論の方法が変わるかもしれませんが、条例改正を検討するなら、次のような課題があります。@政治倫理基準、A議員や親族の請負辞退、B有罪宣告後の説明会開催を逮捕後・起訴後に拡張、 C資産報告義務者を配偶者・親族に拡大、D資産報告書の価額を実額表記、E納税状況も報告義務に、F審査機関の構成と職務内容の見直し。

■明日・初日本会議=議員報酬カット議案について討論
昨日の日記にも書きましたが、明日の本会議に大阪維新の会が提案する「議員報酬15%カットの延長」について、発言します。公明・自民・堺創志会・共産の各会派が一旦通告した質疑・討論を取り下げたのは、おそらく「粛々と否決したい」との思いによるものと推測されます。
しかし、このような事態は市民の理解を得られるでしょうか。もう一度、議会全体で考えてみたいと思っています。午後1時の開会後、ほどなく登壇する予定です。