12月17日(木)   1.0℃〜8.5℃。朝は冷え込み、ついに「冬日」との境が到来しました。

昨日お目にかかった元・市立幼稚園長の4人の先生から、今回の5園廃止に関する思いを綴った文書が届きました。

堺市の幼児教育は、明治19年(1886年)5月、開口神社境内に創設された「私立堺幼稚園」に始まるのだそうです。1876年の東京女子師範(現・お茶の水女子大学)附属幼稚園、1878年に大阪市に開設された愛珠幼稚園に次ぐ、日本で3番目の開園だったとのこと。一時閉園期間を経て、明治32年(1899年)に再設され、1902年には「堺市立第一幼稚園」となりました。現在その「第一幼稚園」は休園中で、条例改正によって「廃園」となります。

お届けいただいた文書は、長年、市立幼稚園の先生として堺市の幼児教育の伝統を引き継ぎ、自らの実践と研究を通して培い、発展させてきたことを伝承したいとの思いに溢れています。明日の本会議の討論で紹介させていただくことにしました。

なお明日は、人事委員会委員の選任(簡易採決)に続いて、常任委員会付託案件の委員長報告が終わった後に登壇することになっています。10時開会の20分後くらいと予測されます。