12月24日(木)   5.0℃〜9.0℃。朝に小雨。一旦降り止んだようですが、お昼前からまた。

午前中に、市立幼稚園の元園長先生らの来訪を受けて懇談。その最中、「先日の本会議での討論のことを伝え聞いた。一度、話を聞いてほしい」と地域の方から電話をいただき、夕方にお目にかかりました。
公立幼稚園の廃止という市教委の選択に、多くの市民が関心を寄せています。現在開園中で「廃園」が決定した4園では、残された園児にどのような教育が保障されるのか。存続する4園の役割や付帯決議でも強調された「幼児教育センター」の機能構築に向けての取り組みなど、今後もしっかりと見届けていかなければいけないと感じました。

●堺市 PPP/PFI マニュアル(優先的検討規程)』の一部改正
なお今日は、9月の議会で「透明性の原則への背反」や「マニュアルの不備」などを指摘した「PFI事業」について、モニタリング結果の公表、PFI 事業の導入決定及び事業者の選定プロセスを改正したとの報告を受けました。
この事業の推進を図る内閣府は、「『PFI(Private Finance Initiative:プライベート・ファイナンス・イニシアティブ)』とは、公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行う新しい手法」と定義。また、「PFIの導入により、国や地方公共団体の事業コストの削減、より質の高い公共サービスの提供を目指す」とも言っています。
しかし、その手法の発祥国であるイギリスでは既に活用されなくなっているとも聞いており、本当に有効な手法かどうかなどを含め、こちらも見届けていく必要がありそうです。