5月25日(月)   21.0℃〜27.0℃。気温は高いのですが、曇り空。そろそろ梅雨が近い?

このところ、先輩市議の訃報が相次いでいます。5月20日に公明党元市議の正木良夫さん(88歳)、21日に無所属(保守系)市議だった山本英行さん(97歳)。ご両人とも議長経験者です。
とりわけ私が1期目のときの山本議長は、議会運営委員会(法制化前)の座長を務め、しばしば「開会5分前入室」を提唱されていました。ご当人の「軍隊経験に基づく」とお聞きしたことがあります。
また、正木さんは監査委員をされている折、市有地のため池での釣り堀営業の正常化を指摘。監査報告書でそのことを知った私が議会で再三議論した結果、是正されることになったのです。
お二人ともおおらかな方で、議運でも一人会派(当時は会派と認めた)の新米議員のとんがった発言をよく聞いて下さったと記憶しています。謹んでお悔やみ申し上げます。

●明日も、議会運営委員会に出席します
「時代が変わった」と言えばそれまでですが、堺市議会は強行採決によって、最古参となった長谷川を議運から追い出しました。だまし討ちのように強引に事を進めた維新議員は「長谷川の存在を恐れたから」と発言しましたが、彼らが恐れたのは市民感覚に基づく私の「正論」です。
ただし、完全排除はできず、「委員外議員としての出席」と「委員長の許可を得ての発言」はできることになっています。また、明日の議運には「出席してほしい」との要請がありました。
今日の本会議終了後に市当局が行った提出予定議案の説明によれば、市長・副市長の給与減額条例など、提案日に即決を求められる議案があります。その取り扱いをあらかじめ決めておく必要があるため、私も含めた議運での確認が欠かせないのです。
そもそも、議会運営委員会の最大の役割は議事をスムーズに運ぶための協議機関であるはずなのに、本質が見えない維新議員は「長谷川を排除して、議運を正常化した」と宣伝しているそうです。
もっとも、この維新議員に本質を見ることはできないのは、「身を切る改革」という自党のスローガンに背き、税金での宴会をやめる旅費改革をサボタージュし続けたことにも現れています。既得権を温存したい議員心理に浸りきった彼らに対して、初当選の永藤維新市長に強く迫って改革を実現した私の力を恐れて排除したのなら、それは自己否定だと思えるのですが。

▼事務所前のソヨゴ(画像クリック→拡大)