8月1日(土)   梅雨明けに伴い、一気に猛暑の季節が訪れました。終日晴天で32.5℃に。

新型コロナ感染対策を徹底した「市民1000人委員会・市政チェック学習会」が、サンスクエアホールで開かれました。入口での検温と手指消毒、空席を設けた座席配置、発言者が変わるたびにマイクを消毒するなど、関係者のご苦労は大変だったでしょう。2度の順延を待ちわびたのか、参加者は予想を上回る140人でした。

前堺市議の野村友昭さんの基調提起に続いて、「コロナ禍現場からの報告」として、医療、保護者、教育、事業者支援の当事者が発言。さらに、市議会での補正予算審議報告の後に参加者のフリー討論が行われました。次に、南区の小堀市議が「大阪府からのビッグバン譲渡と堺市の負担」について特別報告。また、公立幼稚園廃止、児童自立支援施設建設中断、大阪市廃止住民投票についての各調査チームからの報告がありました。

基調提起で野村さんは、堺市のコロナ対策に対する専門職14団体の厳しい評価を紹介しながら、困窮した人々が求めているのは「キャッシュレス」ではなく「現金救済」だと主張。また、住民に「知ってもらいたくない」「知らせたくない」との思惑が先走って、コロナ対策よりも「都構想住民投票」を優先する大阪維新の会の政治手法を厳しく批判しました。
会場からも、感染拡大に対する危機意識が高まる中、市民や事業者への直接的支援を渋る永藤市政への厳しい意見が続出しました。