8月29日(土)   27.0℃〜36.0℃。退陣で、公文書改ざんなどがチャラにはなりません。

昨日は、30年以上前の不正追及を紹介しましたが、下の記事は8年前の出来事です。

市内の私立幼稚園で理事長らが不正な会計処理をしているとの情報が入り、同時に保護者からも相談を受けました。

まず、監督官庁である大阪府私学課を訪ねて裏付けを得ました。また、堺市も補助金を交付しているので、健康福祉委員会で議論。

内部関係者からの提供資料には、竹山おさみ連合後援会の領収証もありました。
補助金交付を受けている団体が市長の政治資金パーティー券を購入するのは必ずしも違法ではありません。とは言え、公正な行政執行という観点からは多分に疑問が残ります。
そこで、当日委員会に出席していた竹山市長に、「市の補助金を受けている団体にパーティー券購入を求めるのはおやめになったらどうか」と迫っりました。市長は、「疑念を抱かれないよう、点検する」、「当該幼稚園から寄付を受けているなら返金する」と答えました。

実は、内部関係者からの提供資料には、当該学校法人の理事も務めていた市議へのお金の流れを窺わせる領収証なども複数ありました。
なお、大阪府はその後、理事全員の辞職を求め、職権で仮理事を選任して正常化させました。また、現在は別法人のこども園になっています。

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朝日新聞(2012.3.13)/竹山おさみ連合後援会の領収証