昨日の特別委員会終了後、アスベスト被害者の市民運動を続けておられる古川和子さんのお誘いを受け、中区にあるベルランド病院を訪問。今年4月、呼吸器腫瘍外科部長に就任された岡部和倫医師にお目にかかりました。同病院ホームページには、岡部先生の「診療抱負」が次のように掲載されています。
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▼肺癌と悪性胸膜中皮腫の手術が専門です。特に、進行肺癌と悪性胸膜中皮腫の治療成績は、世界トップレベルと評価されています。気道狭窄に対するステント治療も得意です。米国ハーバード大学の教育病院であるBrigham and Women’s Hospitalでの豊富な手術経験を生かして、皆様のお役に立ちたいと考えています。
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約1時間の懇談で、岡部先生がアスベスト被害者に接する際の優しく丁寧な応対ぶりに敬服しました。なお、岡部先生に最初にお目にかかったのは、2017年1月に開催された石綿問題総合研究会で、アスベストがれき飛散事件や麻袋加工業に由来する健康被害などについて報告した折のこと。当時は、国立病院機構山口宇部医療センター統括診療部長をされていました。
さて今日は、堺市内に教育拠点を設ける学校法人の理事会・評議員会に出席。パイロットや客室乗務員、グランドスタッフなどを養成する航空専門学校部門からの報告に、新型コロナウイルスの影響による生活困窮で退学を余儀なくされた事例、企業の先行きに関する卒業後の進路不安を抱えている事例などがありました。先の臨時会で困窮学生への支援を議論したのですが、その具体事例に直面しました。