2月17日(水)   寒の戻りで、3.0℃〜4.5℃。昨夜の雨が、みぞれから雪に変わりました。

午後から初日本会議。選挙管理委員選挙での投票結果は、大橋金剛氏(維新)10票、中井國芳氏(無所属=旧民主系)10票、高岡武汪氏(自民)10票、星原卓次氏(公明)10票、西野秀樹氏(維新?)8票となって、西野氏が落選。大阪維新の会がもくろんだ、「2人当選で選挙管理委員の半数占拠」は失敗に終わりました。

●竹山前市長に関する百条委員会の調査を終結
また、本会議では「竹山修身前市長の選挙資金問題等調査特別委員会」の「調査報告書」を可決。調査は終了となり、百条委員会も廃止されました。市長選がらみで集めた政治資金の収支報告書に「2億3千万円」もの記載漏れが発覚し、市民に大きな政治不信を与えた事件ですが、結局、その真相解明には至りませんでした。もともと、百条委の権限は市の事務である「選挙資金」に限られ、政治資金そのものに切り込むことができないという限界がありました。
それでも、百条委の調査過程で選挙運動の収支報告に関する疑問が噴出。報告書の訂正を余儀なくされるなど、資金管理のずさんさの一端は垣間見えました。堺市議会は、竹山氏本人と関係者を、出頭拒否、証言拒否、記録提出拒否などで大阪地検に告発しています。
なお、証人尋問の折、「ならば、百条委員会でない場で説明する気持ちはあるか?」との私の質問に、竹山氏は「そういう考えはない」と答えました。辞職に際して「一生かけて説明する」と公言しながら、前市長は「その名誉を捨て、疑惑を隠す道を選んだ」としか言いようがありません。