6月9日(水)   快晴です。暑さもぐんと増したため、半袖シャツで登庁。20.0℃〜32.0℃。

今日、中区にお住まいのHさんから、お便りをいただきました。愛知県知事のリコール運動で捜査が進んでいる偽造署名は、なぜ佐賀市で行われたか。佐賀市民はこの事件をどのように受け止めているか。疑問を抱いて調べていて、福岡市の古書店で佐賀市でのリコール運動の記録を見つけたとのこと。
また、その記録書の「あとがきにかえて」という長谷川の寄稿を知って驚かれたそうです。

Hさんは、2017年に堺市民が取り組んだ小林・黒瀬両議員のリコール運動にも参加された方。堺では必要署名数を集められずリコールの厳しさを感じたものの、両議員を辞職に追い込んだ体験は貴重だったようです。

他方、1992年の佐賀市民のリコール運動は、4人の議員の解職を試みるという複雑な署名集めであったにもかかわらず、6万8千を集めて成立。堺市倫理条例を市民の直接請求で成立させた体験を講演させていただいて以来、私も再々運動のお手伝いに伺いました。

Hさんのお陰で、書棚にあったその記録集を読み返す機会を得ました。併せて、日本維新の会の衆院予定候補だった人物が引き起こした愛知県の事件についても考えました。河村たかし名古屋市長がかつて集めた署名簿データが偽造署名に流用された疑いもあるようですが、事実ならとんでもないことです。
ちなみに、小林・黒瀬両議員のリコール運動で集まった署名簿は北区1659冊、西区932冊ありました。そのすべてを記者会見で報道陣に披露した後、請求代表者がクリーンセンター臨海工場に持ち込んで焼却処分しました。またその際、選挙管理委員会の職員にも立ち会いを求めています。(2017.11.8アクション日記)

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