3月2日(水)   一旦止んだ雨が朝方にまた降り、昼前からは晴れました。6.5℃〜13.8℃。

今日の予算委員会分科会では、環境共生費のアスベスト対策事業について議論しました。
まず、我が国のアスベスト輸入量と中皮腫死亡者数のグラフを示して、石綿規制の推移などを確認。1987年の学校パニック、2005年のクボタショック後の調査を踏まえ、その後に発生した事案への対処をめぐる議論を振り返りました。
次に、堺市の建築物に関する再調査状況を確かめたところ、「すべての市有建築物を対象にその施設管理者による調査を実施しており、本年度末を完了目途しているが、検体の分析などが来年度になる可能性がある」とのこと。
最後に、国交省が「2028年ごろにピークを迎える」と推計している民間建物の解体についての対応を質問。環境局長が「現在取り組んでいる市有施設を対象にした再調査の仕組みや知見を活かし、今後の民間建築物の飛散防止対策にもつなげ、市民生活の安全・安心の確保に努めたい」と答えました。
2005年の調査が不十分だったのは、その頃は専門性を伴う調査が行われなかったからです。現在17人いる「建築物石綿含有建材調査者」の資格を持つ職員の増員などを図るべきではないかと提言しました。
なお、明日の分科会は学校アスベスト問題を議論します。

さて、大阪府が今日発表した新型コロナ新規感染者は9219人で、亡くなられた方は35人でした。堺市の新規感染者は769人(亡くなられた方は3人=いずれも70代)です。前週の同じ曜日と比べて昨日・今日とも「0.78」。減ってはいるものの、「まだまだ」の様子です。

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