8月11日(木)   山の日。明け方まで曇り、朝からカンカン照りの猛暑日。28.0℃〜35.0℃。

昨日、高知市民図書館長などとして活躍された渡邊進さんのエッセイ集をご子息が刊行されたことを書いていて、妻の父・山上玉雄が残した自伝の発刊を急ぐことにしました。

義父は福岡県大野町(現・大野城市)の農家の四男に産まれ、陸軍将校として家族と共に満州で終戦を迎えました。2歳だった妻と6歳の姉、三女の臨月を迎えていた義母を連れての逃避行を経て、帰国。戦後の闇市から生活を再建した人です。
幼少期から晩年に至る苦難と挑戦を書き留めて、「四男風生史」と名付けた自作の本を作っていました。愛用の万年筆を使い、インクが右手に触れる汚損を避けるために左から右に改行しながら書き進めたもの。何度か改編して糊付け製本し、中には革製表紙で装丁したものもあります。

その義父は2007年7月に100歳で他界。5人の姉妹たちの間で、「風生史を印刷本にしよう」との話が続いてきました。末妹の長男(義父の孫)が、普通には読みづらい文章を根気よくデータ化してくれ、発注まであと一息という段階です。

また、義父は何事にも自分の手で挑む器用な人でした。アルバムに残っている写真で、船上に並ぶ義母と姉妹たちが着用しているお揃いのワンピースや、太宰府天満宮の茶屋で食事中に姉3人が着ているハーフコート、妹2人のジャンバースカート(姉もお揃い)も義父の手作りだそうです。
これらを含む思い出深い記念ショットも冊子に盛り込みたいと思っています。写真は、昨年10月6日に実家の自室で娘たちに見守られながら、105歳で義父の元に旅立った義母の葬儀の際にみんなで選びました。

妻の実家の福岡では「初盆」の法要を手厚く行う風習があって、実は今日が義母の初盆の予定日でした。しかし、新型コロナ感染拡大を考慮して近くの親族だけで行うことにし、遠方からの参加は見合わせました。「風生史」は、1周忌に間に合うように出版しようと編集作業を手伝っています。

なお、今日の大阪府の新型コロナウイルス新規感染者は22,051人、亡くなられた方20人。また、堺市の新規感染者は1884人(前週木曜の1.07倍)で、亡くなられた方は2人(80代、90代)でした。新規感染者数のうち、123人は無症状。

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