12月18日(月)   ほぼ全日にわたって曇り空。風がぐんと冷たくなりました。2.5℃〜9.3℃。

午前中、最終本会議の議事運営などを協議する議会運営委員会が開かれました。最終本会議には各会派から提案される意見書が諮られます。その一つ、「パレスチナ・ガザ地区の即時停戦及び医療・人道支援等を求める意見書」(提案=共産党市議団)をめぐって、市民の思いの実現をめざしたのですが、残念な結果になりました。
●「即時停戦」は多くの市民の思い。「否決」していいのか?
議運では、本会議での採決方法を決めるために個々の意見書案に対する各会派の賛否表明が行われます。維新、公明、自民が反対、創志会は賛成と表明しましたが、これでは「否決」が確定的です。今、多くの国民がパレスチナの現状を憂い、イスラエルのガザ地区侵攻による民間人の被害に心を痛めています。国連総会での停戦決議に日本政府が賛成しているのに、堺市議会が「即時停戦」や「人道支援」を否決することは市民の思いに背くのではないか。そんな心配から委員長に発言を求めました。そして、「この際、共産党に提案を取り下げてもらい、正副議運委員長の手で全会派が一致できるような案を作ってはどうか」と提案しました。
議運を休憩して、共産党が会派に持ち帰って協議。併せて、正副委員長など議会幹部も協議したようですが、全会一致の決議案などを20日の最終本会議までにまとめるのは困難ということになった模様です。しかし、「ガザ停戦」への意思表明を2月定例会まで延ばすのは、明らかに時機を失します。共産党が取り下げを見合わさざるをえなかったのは当然で、結局、私の提案は実りませんでした。もっと早く、働きかけるべきだったと反省しつつ、せめても思いで共産党案に同調して提案者となる旨を表明しました。

なお、議運休憩中に消防局、上下水道局のハラスメント担当者と面談し、健康福祉委員会で示したスライドを提供。上下水道局とは改めて協議することにしました。
また、昨日相談を受けた北区役所職員の市民対応に関して、午後、区役所に足を運んで関係職員と協議。同様に相談を受けていた公明党の大西公彦議員とともに対処をはじめました。

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