5月10日(水)   五月晴れで、気温も上昇。爽快な気候が続いています。10.0℃〜23.5℃。

昨日、新刊著書をご紹介したリヒテルズ直子さんと最初にお目にかかったのは、2003年10月。自治体議員仲間と欧州視察に赴いた折、オランダのソーラータウン見学や高齢者団体との懇談の企画・通訳をお願いしました。その後、オランダの教育事情の研究を進められ、著作も刊行されたリヒテルズさんが帰国されるたびに各地での講演会などを拝聴。2017年1月には、私が委員長を務めていた「子どもと女性が輝く社会実現調査特別委員会」の研修会講師として、堺市議会にお招きしました。また、2020年2月には、堺市教委が指導主事研修の講師をお願いしてご来堺。写真はその折のものですが、新型コロナの感染拡大が始まり、急いでオランダに戻られるのを関西空港で見送って以来、お目にかかっていません。
このたび、本のお礼とともに、選挙結果などをお知らせしたら、次のような返信が届きました。相変わらず鋭い視点でのご指摘に感心し、ご当人の了解が得られたので掲載させていただきます。
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▼過去最高得票でご当選との事、素晴らしいですね。これまでのご努力とご実績が認められての大きな支持と思います。しかも、維新の勢いがやまぬ中で、堺市で多くの得票を得られた事、ほんとうにおめでとうございます。
▼世界中が様々な不安要因を抱えて迷走する時代になりました。ポピュリズムが、まさに大衆にフェイクニュースを撒き散らしながら勢力を拡大する時代になりました。このような時期に政治に取り組まれることの意義とご苦労とをお察し致します。政治に無関心な若い世代に、もっと身の回りの出来事に関心を持ち、社会に深く関わってほしいと思います。
▼オランダの教育やイエナプランに興味を持って近づいてくれた若い人たちの中にも、市議会選挙に出て当選し、政治の世界から教育や地域社会の変革に取り組もうとする人たちも出てきています。教育を変える、とは、古い教育によって自らが市民としての主体性を持たない教員や保護者に、自らのメンタリティの古さに気づかせる事だと感じています。
▼ご推察の通り、コロナのために日本に帰ることがむずかしくなってしまいました。しかし、その代わりに、オンラインでの恒常的なコンタクトは取れるようになりましたし、環境問題が叫ばれる中、飛行機を使うことも躊躇われる時代になりました。日本に帰らずにどうやって教育改革に関わり続けられるかという課題を感じると同時に、教育とは、元来、知恵を若い世代に受け渡していくことだとも思い、若い人たちの活躍を支援することに力を注ぎたいとも思っています。
▼久しぶりのお便りをいただき、大変嬉しく感謝致しております。日頃のご無沙汰、どうぞお許しください。ますますのご活躍をお祈りしています。
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さて、今日は「初議会」に向けての議会運営委員予定者会が開かれました。何度かの協議の結果、議長=的場(維新)、副議長=木畑(創志会)、議運委員長=吉川(公明)、同副委員長=西川(自民)各議員という人事案がまとまり、12日の本会議とその後の議会運営委員会で選任することになりました。ちなみに、議長選出までの臨時議長は私が務めます。

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