3月2日(土)   午前中晴れて午後は曇り。気温が低く小雪も舞いました。1.5℃〜7.4℃。

大綱質疑の2つ目のテーマは「国際平和への貢献と責任について」。堺市は「非核平和都市宣言」を掲げ、「平和と人権を尊重するまちづくり条例」を制定しています。
ロシアによるウクライナ侵略戦争が続き、イスラエルのガザ侵攻でも多くの人々の命や暮らしが脅かされている現状に対して、私たちは何ができるかの議論を試みました。
市当局の答弁によると、堺市内に避難しているウクライナ人は現在13世帯23人。一時金(50万円)給付や市営住宅無償貸付け、上下水道料金免除、修学・就労サポート、日本語学習支援などを行っているとのこと。「避難者の意向を踏まえ、安心した生活を送れるよう、寄り添った支援を行う」とも表明しました。
また、「基本的人権の尊重や平和社会の実現と維持は、日本国憲法や世界人権宣言の理念であり、国際社会における共通の原理だ。一方、ロシア政府によるウクライナへの軍事侵攻やパレスチナ・ガザ地区での紛争では、今なお多くの尊い命が奪われている」との基本認識を示しました。さらに、「戦争は最大の人権侵害であるという認識のもと、市民の平和意識の醸成を図るため、様々な啓発に取り組んでいる」、「今後も、すべての人が安心して幸せに暮らすことのできる平和社会の実現に向けた取組を推進する」と答弁しました。

▽画像クリック→拡大