今朝の産経新聞に、出雲市での視察風景が報じられました。私が読んだのは「堺・泉北版」ですが、下のコピーは「山陰版」。一昨日、いっしょに出雲市を訪ね、とんぼ返りするようにまた松江市などに行っていた池側議員が買ってきてくれました。
今日午前中は、事務所で視察報告書の作成に取り組み、午後から登庁して、交通部、文化部などと協議しました。
※佐藤愛子さんは、NPO法人「がんと共に生きる会」の理事長も務めています。近く、大阪で催される公開座談会に来阪の予定です。
■2月12日(日)14:00〜16:00
■大阪市立総合生涯学習センター・メディア研修室(大阪駅前第2ビル5階)TEL:06-6345-5000
市役所の始業時間前に登庁。9時からの市教委の説明に備えました。10時には、わざわざ来庁してくださった大阪府私学大学課からの説明を受けるために中断。その後、市教委との協議を再開しました。
また、子育て支援部から2月議会に提案予定案件の追加説明があり、商工労働部とも協議。今日は、公明党、ソレイユ堺、共産党などの議員がほぼ全員登庁し、来年度予算案の会派への説明が始まっている様子です。私への説明は15日の予定ですが、議会開会(21日)が近づいています。
午前中、出雲市の「がん情報サロン・ちょっと寄って見ません家」を訪ねました。がん患者の“心のよりどころ”となっている「サロン」が、島根県には25あります。その草分けがここで、同県や出雲市のがん施策に大きな影響を与えています。
写真の左端が、「ちょっと寄って見ません家」を設立した佐藤愛子さん。その右は、島根大学医学部病院内で「ほっとサロン」を開いている今岡登志子さん。3人目は、雲南市の保健所内で「雲南サロン陽だまり」を運営する小林貴美子さんです。私たちの訪問に対応するため、わざわざ集まって待ち構えてくださっていました。
●ボランティアと自主精神に満ちた…パワフルな女性たち
佐藤さんは、放送カメラマンだった夫の均さんが自らの大腸がんとの闘いながら、がん施策の推進を求めて運動してこられた遺志を継いで、サロンを立ち上げました。また、今岡さんと小林さんは、佐藤さんらといっしょに活動しながら、それぞれの持ち場にサロン設立の必要性を感じて実現されたとのこと。お二人は共に、ご自身もがん治療の体験者だそうです。
伺った話によると、どのサロンもまったく財政的支援を受けずに運営し、活動を広げています。女性たちのパワフルな活動に舌を巻きました。
午後からは、出雲市役所で「出雲市がん撲滅対策推進条例」について調査。終了後、市役所ロビーで待ってくださっていた佐藤さんに再びお目にかかり、午前中に聞き足りなかった様々な情報を提供していただきました。その上、市内を案内しながら空港まで送ってくださるなどのお心遣いに、大恐縮です。
▼「ちょっと寄って見ません家」は、出雲ドームの近くにあります。
岡山市が昨年4月に施行した「がん対策推進条例」を調査するため、健康福祉委員会の有志メンバーで同市を訪問。まず、条例内容とがん施策について担当課から説明を受けた後、条例案の策定に当たった昨年度の保健福祉委員会の委員長だった下市このみ議員らと面談し、制定経過などを聞きました。さらに、同市の保育所認可に関する株式会社の参入について、関係課から情報収集。また、岡山市での視察を終えてからJR伯備線で出雲市へ。
新春市政報告会には、初参加の方が3人。また、北区だけでなく、南区、堺区、美原区、さらに生駒市から来てくださった方もありました。きっと、サックス演奏を楽しみに出席された方もあったでしょうが、私の確認ミスで、演奏予定のMさんが楽器を持たずにやって来られたため、次回までのお預けとなりました。もっとも、その分、大阪都構想などを巡る議論は活発でした。大半の方々が一昨日の竹山市長の対応を支持。ただし、「政令市になって何が変わったか見えない。財源・権限の活用に問題はないか」などと、厳しい指摘もありました。
昨日、駅前議会報告が終わり、「議員活動報告」も保存用の一部を除いて配り終えたので、今日は「OFF日」とさせていただくつもりで、大阪市内で催されていた冬物衣類のバーゲンセール会場を覗いてみました。しかし、すさまじい混雑ぶりに気後れし、買ったのは、比較的空いていた売り場での靴一足。帰り道で、何年ぶりかの船場センタービルに立ち寄り、地階の店舗街を歩いていたら、探していた素材を使ったアメリカントラッドのジャケットを見つけ、購入しました。
事務所に戻ると、留守中に電話相談が寄せられていたので対応。明日の「新春市政報告会」の準備などをしているところに娘一家が来訪し、時折足を運んでいる河南町の中華料理店まで出かけて孫たちと食事をしました。
中百舌鳥駅の北東側で、今回の駅前議会報告を終えました。厳寒期でしたが、地下鉄3駅、南海4駅、JR4駅、泉北高速1駅の合計12駅、15日かけた街頭活動に参加してくださったボランティアの方々に感謝。今朝も予期していなかった2人の方の加勢があって、助かりました。終了後、わずかに残った「議員活動報告」を金岡町に配布。地域配布にご協力くださった皆様にもお礼を申し上げます。
午後から登庁して、子育て支援部、スポーツ部、市教委などと協議。また、来週予定している岡山市、出雲市での視察に向けて、関係資料などを整理しました。
●竹山市長が大阪都構想の協議会への「不参加」を表明
すでに、夕方のテレビニュースでご覧になったとおり、今日の午後、竹山堺市長が大阪府庁を訪ね、松井知事と橋下大阪市長と会談。大阪都構想の具体策などを話し合う「大都市制度推進協議会」の条例を2月議会に提案しない…と伝えました。関西テレビの画面では・・・
【橋下徹・大阪市長】「ダブル選挙の時に多くの堺市民が都構想で進めていこうという意思を示したのに、それを無視されるということなんですか?」
【竹山・堺市長】「いや、堺市の分割については、ダブル選挙で堺市の中では争点にはなっていなかった」
との会話が放送されましたが、このやりとりに関しては、私は、竹山市長を支持します。会談後、橋下市長は取材カメラの前で次のように語りました。(ABCニュースから引用)
「やっぱり(政令市の)首長になってしまうと独自にやりたくなってしまう。完全に竹山市長は、以前の平松市長と同じ路線を歩みはじめています」
マスコミを利用する橋下氏一流の手法での、意見対立する相手に対する決めつけ批判です。竹山市長は確かに、「政令市になったばかりの堺市分割には反対。今の政令市よりさらに権限と財源がほしい」と語りました。私は、都市の分割に反対ではありません。住民がこぞって参加できる「自治」を実現するためには、せいぜい10万〜15万人程度の規模がいいのかもしれません。しかし、その実現手法はその地域に住まう人々の大多数の合意に基づくべきです。
「選挙で勝った」、「議会の多数決で決めた」…として、自己の意思や価値観を上から住民に押しつけるのは、やっぱり「自治」や「分権」とは違うのではないかと考えています。しかも、「少数は、すべて多数の意見に従え」式のやり方には同意できません。橋下氏が、相手の弱点をついてさらし者にするような手だてを講じることにも抵抗感を覚えます。
今後、市長選で応援してもらった橋下氏に対抗して、竹山市長が堺市民の支持を集められるような分権自治の政策をどのように打ち出すか。注目されるところです。
今日は、大分市議会を訪ねました。議会改革への取り組みを熱く語ってくださったのは、日小田(ひおだ)良二副議長(写真左)と広報委員の井手口(いでぐち)良一議員(同右)。
同市議会では、2006年11月に議長から、会派を超えた政策研究への取り組みなどを行う検討組織の提案があり、12月に全議員による「政策研究会」を設けることを決定。その研究会の議論を通して、2008年12月に「議会基本条例」を制定しました。
また、条例制定にあたって、市内13か所で「市民意見交換会」を開催。429人の市民が参加したそうです。日小田副議長は、「市民意見交換会が議会基本条例を充実させた」と胸を張りました。なお、同市議会でも、2009年から本会議での一問一答方式などを導入しています。
●「大阪都構想と堺市の分割」などについて、大分市議から質問…
私たちの質問がひとわたり終わったところで、井手口議員が「大阪都構想への対応などについて意見交換したい」と発言。視察には堺市議会の議長(維新)も参加しており、維新会派としての見解を述べました。私は、都構想を実現するための協議会条例案は堺市議会で否決される公算が高く、市長は提案しないだろうという見通しを述べ、府と大阪市との統合が先行する可能性を語りました。また、議長が竹山市長当選の経緯にも触れたことをとらえ、その選挙を契機に「与党」「野党」という議会構造が崩れ、「議会基本条例」制定への機運も高まった…と堺市議会の現状を説明。橋下氏の行動によって大きな流動化が起こっている…とも話しました。
ところで、大分市議会の意欲的な取り組みは、2010年の第5回マニフェスト大賞の優秀成果賞を受け、日経グローカルの全国議会改革度調査で第6位(中核市では1位)と評価されています。今回の視察成果を、堺市議会の改革に生かしたいものです。
昨日、駅前議会報告が終わり、「議員活動報告」も保存用の一部を除いて配り終えたので、今日は「OFF日」とさせていただくつもりで、大阪市内で催されていた冬物衣類のバーゲンセール会場を覗いてみました。しかし、すさまじい混雑ぶりに気後れし、買ったのは、比較的空いていた売り場での靴一足。帰り道で、何年ぶりかの船場センタービルに立ち寄り、地階の店舗街を歩いていたら、探していた素材を使ったアメリカントラッドのジャケットを見つけ、購入しました。
事務所に戻ると、留守中に電話相談が寄せられていたので対応。明日の「新春市政報告会」の準備などをしているところに娘一家が来訪し、時折足を運んでいる河南町の中華料理店まで出かけて孫たちと食事をしました。
議会運営委員会の行政視察で、大分県議会を訪問。同県議会は「開かれた県議会」への取り組みを進めており、「出前県議会」などの実施が注目されます。2006年以来、県内6ブロックで開催。県政全般や各地域の特性に応じた課題を設定して、NPO等の各種団体や事業者から日頃の活動状況などを聞き、議員との意見交換を行っているそうです。
また、昨年から「議員出前講座」も実施。県内の中学校に議員が出かけ、県議会の仕組みや役割、議員の仕事、県予算などについて、生徒への説明を行っています。広報活動にも力を入れており、「県議会だより」を新聞5紙に掲載。一般質問の予定者と発言テーマ、県議会10大ニュース(議会の取り組み状況)などの周知を図っています。
なお、一般質問で発言する議員は、一括質問(従来の方法=堺市議会も同じ)、分割質問(テーマごと)、一問一答の3方式から選択できるとのこと。最初の発言は演壇で行い、2回目以降は発言席(最前列中央の議席を改造)から行う対面方式をとっています。