午前中は事務所で仕事。11月定例会に向けての課題整理などにあたりました。
午後から、このところ連日続けている郵送読者まわり。JR堺市駅での東側エレベーター設置のための工事柵が今日から設置されたこともあって、行く先々で話題になりました。また、他にもご相談事項を承り、帰り道で北区役所に立ち寄って処理。ちょっとした「御用聞き」気分です。
しかし、中にはお亡くなりなった方もおられ、4年前の元気なお姿を偲びながら、ご家族にお悔やみを申し上げました。
朝から登庁して、11月定例会に提案される議案説明。その後、市教委からの調査報告や、建設・環境・産業振興の3局が連携して取り組む「南部丘陵における緑地保全事業」の創設についての説明を受けました。
事務所に戻り、午後は昨日同様に北区内の郵送読者を訪問。お訪ねした先からご紹介を受けて、さらに読者が広がりました。
なお、今日の事務所は、飛び入りのボランティアの方も来てくださってとてもにぎやかでした。スタッフが、私のお届けしている「特集号」に挟み込む印刷物などの準備などをお願いしたようで、大助かりです。
日頃、「議員活動報告」を郵送でもお読みいただいている方々に「特集号」をお届けするため、北区内を回り始めました。足慣らしの今日は、約50軒。「がんばってください」「お体に気をつけて…」など、励ましの言葉もたくさんいただきました。
沖縄で大きな事件があると、お便りをくださる真栄里泰山さんから喜びのメールが届きました。
毎度勝手にお邪魔します。お世話になりました。朗報です。
今、選挙事務所からもどったところです。投票箱が閉まる8時には、当確が出ました。辺野古新基地建設に反対するオナガ新知事の誕生です。そして那覇市長、県議2議席(名護と那覇)の勝利。沖縄アイデンティティーの力ですね。皆様 ありがとうございました。そして大変ご苦労さまでした。
沖縄からの安倍政権へのアッパーカットで、解散総選挙になります。沖縄が日本を揺り動かしています。この統一と連帯の力を国政でも引き継いでいってほしいものです。
辺野古の闘いはこれからが闘いの本番。「勝って兜の緒を締めよ」ですね。仲井真知事の任期は12月9日。退任前の変更計画承認の食い逃げを警戒しています。
今度は那覇市退職者の会の代表、地元の安里・大道うまんちゅぬ会で、ささやかながら貢献しました。
選挙事務所から戻ると、我が家のさがり花(舞香花)が不思議と満開です。台風18号、19号で夏の盛りに咲かなかったのが晩秋の今頃満開とは。
風雨に 耐えてさわふじ 咲き誇る 平和の勝利 祝うがごとく(泰)
真栄里さんは、元・那覇市企画部長。30年ほど前、情報公開先進市だった那覇市を訪ねてご教示を受け、その後シンポジウムのパネラーをご一緒させていただく機会もあって、以来、何かとご指導をいただいてきました。写真は2006年1月、第78回自治体議員勉強会を沖縄で催した折のもの。沖縄戦最後の激戦地である糸満市米須地区を案内してくださっています。戦争の犠牲になった住民など3万5千人がまつられている「魂魄の塔」の説明をしながら、塔の前で泣き崩れられた真栄里さんの犠牲者への痛切な思いを参加者は忘れていません。
朝から夕方まで、琉球アサガオの撤去作業。一昨日と合わせて2日を要しました。事務所前のフウセンカズラも片づけ、花鉢も入れ替えて冬の装いです。
さて、注目の沖縄県知事選挙。米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対を標榜した翁長雄志さんが圧勝しました。県民の意向を無視して、埋め立てを承認した現職知事は、約10万票の差を付けられて敗退。この選挙に現れた沖縄県民の怒りを、私たちもきちんと受けとめなければいけないと思います。沖縄に基地を押しつけ、集団的自衛権で平和憲法の屋台骨を壊した上、改憲への道を強行しようとしている安倍政権の本質を見極めることが必要です。
私が10月17日のブログに書いた観測が当たって、安倍首相は「国会解散」に踏み切るようです。消費増税を見送らざるをえないアベノミクスの失敗、売り物の女性閣僚の不祥事から他の閣僚にも及ぶ“政治とカネ”、そして沖縄知事選の敗北。総選挙の実施によって全ての失政をリセットし、安倍氏が自己の政治的立場を守ろうと目論んだのが今回の解散だと、私は思います。民主党政権時、自民党党首として約束した「身を切る改革」など、やる気さえ見せずに進む“暴走政権”をどう審判するか。ともあれ、私たちが問われることになります。
「図書館と地方自治」と題する、慶應義塾大学教授・片山善博さんの講演が、堺市立女性センターで催されたので聞きに行きました。鳥取県知事や菅内閣の総務大臣を務めた片山さんは、「地方自治が自分のライフワークだ」とおっしゃいます。
講演では、ご自身が高校時代に学校図書館の司書の役割の大切さを感じ、知事になって小中学校や県立高校への司書配置に力を入れた体験を語り、また、「地域の知的拠点である公共図書館や博物館には長期的視点をもった人材が必要で、指定管理者制にはなじまない」とも強調されました。東京の企業に運営を任せたら地域が疲弊するとして、若者雇用、書店や喫茶店の経営などへの影響にも言及。さらに、図書館は新しい可能性を広げて自治体行政の課題を担うべきこと、市民が政治や行政に対して日常的に発言できる場が必要なことなど、興味深い問題提起もされました。
●竹山市長も「ポストの数ほど図書館を!」と…
今日の講演会は、「学びを広げる学校図書館の会」が主催。堺市教委が後援するものです。冒頭、来賓として挨拶に立った竹山市長は「学校図書館に力を入れたいと思っている。また、ポストの数ほど図書館があったらうれしい」と語りました。市長は挨拶の後も会場に残って片山さんの話に耳を傾けていましたが、講演を聞く前のこの発言は、主催者や協賛者として講演会の世話をされていた図書館運動に関わる人たちを励ましたことでしょう。
ちなみに、「ポストの数だけ図書館を」という言葉は、児童文学者の石井桃子さんが、著書『子どもの図書館』の章に付けられたもの。石井さんは、アメリカ・カナダ・イギリスの大きな市では子どもが歩いていける距離にひとつの図書館分館をつくるのが目標になっていると、この著書に書いています。その後の読書運動や児童図書館発展のスローガンとして使われてきました。
午前中、市立堺病院へ。自身の定期検診のための血液検査、ご相談への対処、福島県からの避難児に対する甲状腺検査の確認など、用件は重なりました。午後、事務所に戻って、特集号に挟み込む手紙の作成やスタッフとの打ち合わせ。その後、琉球アサガオの撤去作業を手伝いましたが、今年もよく咲いてくれ、いまだに花やつぼみをたくさん付けています。
ところで、先だって人数と件数だけが公表された政務活動費の収支報告書の訂正や返還について、今日、議員名や訂正内容が発表されました。結局、訂正の申し出があったのは、大阪維新の会3人、ソレイユ堺3人、計6議員でした。なお、米田議員、黒田議員、小堀議員、木畑議員の場合、訂正した額よりも返還する金額が少なくなっています。その理由は、「交付を受けた政務活動(調査)費を超える支出があるので、その総額から訂正額を差し引き、オーバーする金額だけを返還することにした」からだそうです。
●大阪維新の会
*米田敏文議員=訂正件数161件、訂正額385,373円(タクシー代、お菓子代、お茶代の支出取り消し)、返還金額7, 815円
*黒田征樹議員=訂正件数9件、訂正額273,395円(団体年会費、参加費の支出取り消し)、返還金額244,892円
*井関貴史議員=訂正件数1件、訂正額なし(市政報告作成枚数の記載誤り)
●ソレイユ堺
*中井國芳議員=訂正件数3件、訂正額80,464円(懇談会会費の支出取り消し、プロジェクターとスクリーン等購入費の按分比率変更100%→60%)、返還金額80,464円
*小堀清次議員=訂正研修29件、訂正額481,355円(団体年会費、会議費、駐車料金の支出取り消し)、返還金額41,937円
*木畑 匡議員=訂正件数10件、訂正額556,400円(団体年会費の支出取り消し)、返還金額288,829円
ご相談事項に対応するため、北区役所、土木部北部地域整備事務所に立ち寄ってから登庁。午前中は議会事務局、スポーツ部などから報告を受けました。午後は、事務所に戻ってスタッフ会議の後、昨日に続いて看板設置などで挨拶に伺いました。
少し間が空いた大泉緑地は、すっかり秋模様。雨のため、歩く人は少なかったようです。
午前中に登庁し、議会事務局などと打ち合わせ。24日の議会報告会への参加申込みは現在13人。以前から指摘しているのですが、テーマを「健康福祉行政」に絞ったためでしょう。本会議場での開催だけでなく、議員が各地に出向くことも必要です。
午後から、事務所のスタッフと共に、長谷川俊英推せん会や連絡所の看板設置にまわりました。私の場合、原則として選挙に近い期間に限定しています。
昨夜、法律相談のさなかに電話があった市政相談は、朝一番にまわしていただきました。住民自治をめぐる様々な情報をいただいて懇談。その後、政務活動費の支出に関する検討課題のひとつについて、まとめ始めました。
私は、ほぼ一日、自室でパソコンに向かっていたのですが、3人になったスタッフで事務所は賑やかです。今後のスケジュールや作業の段取りも、お互いに相談しながら進めてくれる心強い人材を得ました。そして、一人のスタッフが、昨日の駅前議会報告で余った「議員活動報告」を携え、私が配り残していた集合住宅へ。