午前中から登庁して、関係部課からの報告を受けました。午後は、消防局とデジタル無線談合事件への取り組み状況について協議。続いて財政部から、11月議会に提出予定の議案の説明があったのですが、まだ出揃っていない様子です。
なお今日は、中皮腫・じん肺・アスベストセンターの永倉冬史さんが東京から来堺され、患者と家族の会の古川和子さんらを交えて、堺市関係当局と協議。終了後、意見交換をさせていただきました。
昨朝も雨だったため、中百舌鳥駅北側での議会報告は今日になりました。いつもよりも暖かい朝だったことに加え、初参加でがんばって下さったボランティアの方もあって、受け取っていただいた「議員活動報告」は今回の各駅中で最多部数でした。
なお、今朝のスピーチではリコール運動の結果も報告しましたが、解職請求の不成立はともかく、依然として居座る小林議員への「怒り」を表明される方がたくさんありました。
●西高野街道の標柱が「危険」
ところで、いつも中百舌鳥駅で声をかけて下さる方から3週間ほど前にメールをいただきました。「毎朝、西高野街道を堺市内方向に自転車通勤しているが、途中一か所の道標が同色の電柱と重なり、衝突の危険を感じる」とのご指摘です。この道路を管理する土木部北部地域整備事務所にその旨を伝えると、早速、石柱の手前に黄色い反射板を設置してくれました。
そこで、駅前議会報告から事務所に戻り、自転車で現場に赴いて確認してみました。確かに、近づけば目立つ反射板ですが、下り勾配のある道路でスピードが出ている自転車からの視認という点では十分でないような気がします。
●偶然出会った、街道歩きの女性
なお、現場で調査中に、2人連れの女性が通りかかられ、伺うと大阪狭山市の方でした。「泉北コミュニティ」に掲載された地図を頼りに、おわり坂方面から歩いてこられたとのこと。その地図では萩原天神駅までのコースでしたが、「まっすぐ歩いて、この先の西高野街道を楽しんで下さい」とお勧めしました。8月の議会で確認した道案内標識の設置が急がれます。
●午後は、昨日も訪問した明日香村へ
実は、昨日、歴史文化魅力発信調査特別委員会の視察で、奈良県明日香村の国営飛鳥歴史公園にある「キトラ古墳壁画体験館・四神の館」を訪ねました。昨年9月にオープンしたこの施設は、無料で公開。地下1階の展示室は、キトラ古墳やキトラ古墳壁画を分かりやすく、楽しく学べる施設になっています。
この施設を含め、明日香村は以前に訪ねた頃からすっかり変わり、その魅力を増していました。そこで、今日は改めてゆっくりと見てみたいと思って再訪。昨日に比べて来館者も多く、兵庫県から来られたという高齢者大学のグループを案内されているボランティアガイドのお話を後ろで聞かせていただいて、いっそう理解が深まりました。
今朝の新聞各紙が報じているように、小林由佳議員に対するリコール署名は、残念ながら法定数に達する署名数が得られませんでした。
リコール実行委員会が昨日発表した署名数は、北区有権者1万4122人、また、黒瀬氏の議員辞職によってすでに終了している西区有権者7667人でした。
●ハードル高いリコール制度
小林議員や黒瀬前議員が当選した前回市議選の投票率は、北区48%、西区47%でした。
何人もの議員を選ぶ選挙で投票をする人が半分以下なのに、1人を辞めさせるのに3分の1の署名が必要という解職制度のハードルはやはり高いものでした。
それでも、両議員の得票数の2倍近い人が自筆で署名し、住所や生年月日まで書き込んで「両議員は辞めるべきだ」と主張したのです。
解職請求という積極的な行為は、無記名でする投票に比べて相当に“重い”意思表示だとも言えるでしょう。
●小林議員に「市民による辞職勧告」
このような重い運動が展開されたからこそ、黒瀬議員は辞職願を提出せざるをえなかったはずです。本来なら、小林議員も同時に辞職すべきでした。
昨日、リコール署名の請求代表者4人の方々は、北区有権者1万4122人の思いを添える「市民による辞職勧告」を文書にまとめ、議会事務局を通して小林議員に届けました。
小林議員にいささかでも公職者としての自覚が残っていたら、多くの有権者の意思に基づくこの勧告を受け入れるべきです。その辞職勧告文には、「(小林議員に)投票したが裏切られた」と言って署名した人が何人もあったことも書き添えられています。
●集まった署名簿は焼却処分に…
なお、リコール署名に携わった受任者は、北区558人、西区377人だったと、リコール実行委員会が記者会見で公表しました。
また、集まった署名簿は、北区1659冊、西区932冊で、そのすべてを昨日の記者会見で報道陣に披露。(写真左)
そして今日、請求代表者がクリーンセンター臨海工場に持ち込み、直接焼却炉に入るラインに乗せて焼却処分されました。処分に当たっては、選挙管理委員会の職員も立ち会っています。(写真中・右)
「堺市金婚者の集い」が催された産業振興センターホールは、超満員。全市から394組の出席申込があったそうです。
その1組として参加。開会前のあらたまった写真撮影(完成品は後日送付)は、とてもいい記念になるでしょう。
何はともあれ、辛抱強く50年を共に歩んでくれた妻に、「感謝」「感謝」。
JR百舌鳥駅前で議会報告。今朝、何人もの女性が声をかけてこられ、「小林議員はどうなりました?」「まだ辞めてへんのですか?」との質問を受けました。この問題では、なぜか、多くの女性の怒りを感じます。
午後、久しぶりに登庁して関係部課から情報収集。
午後から、事務所で市政報告会。初めて参加された30代の女性が積極的に発言して下さいました。参加の動機は、百条委員会での私の発言に注目されたとか。小林議員の政務活動費不正使用には厳しい目を向けておられます。
また今日は、大阪市内の認知症グループホーム利用の体験から介護職員の処遇についての問題提起、障がい者への施策と関連づけてのご意見など、誰もが身近に対応を迫られている課題をめぐって、参加者の方々の率直な思いを伺いました。
金岡公園野球場で催された北区交流まつりに参加。金岡北中学校吹奏楽部によるオープニング演奏に大きな拍手が送られました。
各校区の模擬店も、行列ができるほど大人気。ただ、昨年は2〜3店で販売されていたおでんが、今年はなくなっていました。きっと下ごしらえが大変なのでしょうね。準備の負担減らしはやむを得ません。
大仙公園催し広場で開催された「堺市障害者スポーツレクレーション大会」に参加。皆さんがとても楽しそうでした。この大会は今年、第42回。毎年の運営にあたる関係者の方々の尽力の賜です。
「市立総合医療センターの食堂に手洗い所が設置されていないが、病院だけに食品衛生の観点からより問題があるのでは?」とのご意見をいただきました。8月末の決算委員会健康福祉分科会でこのことを指摘したら、センター側から「給排水工事の実施を前向きに検討する」との意向が示されました。
先日、「すでに設置工事が完了した」との連絡を受けたので、今日、現場を確認してきました。ハンドソープやペパータオルも置かれており、意見を寄せてくださった市民の方にも納得いただけると思います。
夜は、市政・生活相談。電話で2件のご相談があり、弁護士や相談機関をご案内しました。
JR堺市駅前で議会報告。今朝は駅近くにお住まいの女性3人が配布ボランティアとして参加しくださったので、にぎやかでした。また、私のがん治療を気遣うお声もかけていただいたのですが、ご当人もがん患者だとか。お互いに治療によって元気にいられることを喜びました。
ところで、雨天続きで順延となり、駅前議会報告がまだ2か所残っています。来週の実施予定は、JR百舌鳥駅前=6日(火)、中百舌鳥駅北側=8日(水)です。お時間があれば、ご協力ください。
事務所に戻ってから、来訪された市民相談に対応。また、JR浅香駅前で承った台風21号による避難所や浸水被害に対する堺市の対応などについてのご意見についても、関係課に調査を要請しました。
●リコール運動の反省会兼相互慰労会
夜は、堺東商店街の某店で催されたリコール運動に携わった皆さんの会合に出席。6月16日以後、炎天下と2度の中断を経て4か月余りのお互いの労苦をねぎらいました。そして、辞職勧告を受けながら議会に居座る議員に対して市民が行動を起こした意義を噛みしめました。