堺市私立幼稚園PTA連合会「研修大会」の開会式に出席しました。毎年、お招きを受けていたのですが、初めての参加。なお、この開会式では、市長や府議・市議など来賓の前で、私立幼稚園が直面している様々な課題について「要望書」が決議されました。
その後、印刷所に立ち寄って登庁。東京から来堺された中皮腫・じん肺・アスベスト センター事務局長の永倉冬史さんや、中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会の古川和子さんが堺市担当者と協議する席に同席しました。また、午後は、消防局、財政部の財産活用課などと協議。
来春の市議選に向けて、少しずつ動き始めています。推せん会のリーフレット作成。公選法で認められた政治看板設置の依頼など、仕事はたくさんあります。
大泉校区まちづくり協議会が主催する「防災訓練とふれあいカーニバル」が、大泉学園で開かれました。各自治会ごとに多くの方々が参加され、煙脱出、消化器操作などを体験。地震や台風災害に直面し、皆さん真剣です。
午後は、事務所横の琉球アサガオを撤去。花が小ぶりになり、発色も薄くなって、季節を過ぎています。また、切り株サンタにも登場してもらいました。
堺市議会議会報告会が「高校生みらい議会」と銘打って開催されました。公私立31校から40人の生徒たちが参加。本会議場で選挙権年齢が18歳となった意義などを学んだ後、3〜4人のグループに分かれてトークカフェ方式での議論を展開。常任委員会の正副委員長が進行役を務め、議論に加わりました。
高校生を初めて議会に招いた試みは、大いに意義あるものでした。ただ、このような行事で、本来は市民から意見を求めるべき「議会報告会」をやり過ごすのは如何なものでしょうか。
また、先般の市政報告会では、「なぜ高校生に限定するのか。選挙権年齢の引き下げを機に若者の意見を聴くというのなら、高校に進学しなかった人にも参加を呼びかけるべきではないか」とのご指摘もありました。
お世話になっている剣道の先生が、再入院。ご家族からのお知らせをいただいてお見舞いに上がりました。慕う弟子や剣道仲間などの多い方で、今日の病室には同時に5人。賑やかな見舞客にご本人も喜んでおられたようです。
昨日、取材があった「沖縄タイムス」に記事が掲載されたようです。真栄里泰山さんから紙面の画像が送られてきました。
堺市議会には、辺野古や東村高江のヘリパッド建設に反対する意見書の提出を求める陳情がこれまでに6回提出されています。しかし、その陳情に基づいて私たちが議会に提出した意見書は、自民党、公明党、大阪維新の会などの反対で、いずれも可決には至りませんでした。
そこで、市民の皆さんは、「思いを署名で表そう」と請願署名の活動を展開してきました。
堺の姉妹都市である米バークレー市の議会は2015年に辺野古基地建設反対の決議をしています。また、先般の沖縄県知事選挙の結果を受けてもなお、沖縄だけに痛みを押しつけている現状を粘り強く議員に訴えたいという関係者を思いなどを、沖縄タイムスの記事は報じています。
下の写真は、2006年1月、私が呼びかけた自治体議員勉強会で沖縄を訪ねた折、普天間基地を案内して下さった真栄里泰山さん(元・那覇市企画部長)です。また右写真は、沖縄戦の犠牲となった沖縄の人々の遺骨を集めて作り上げたという「魂魄の碑」の前ですが、説明の際、真栄里さんは言葉を詰まらせ、涙ぐんでおられました。
私たちは、この勉強会の折、名護市辺野古を訪れ、漁港の前に小屋を設けて反対運動をしている方々と交流。用意していただいた漁船で、基地建設の候補地も見ました。昨日、堺の市民グループが辺野古基地の工事強行に関する請願書を提出したことを真栄里さんにお知らせしたら、大変喜んでいただきました。
送信したメールに、「堺市からの朗報です。堺市民のご奮闘に感謝です。堺市は辺野古新基地反対を決議したアメリカのバークレー市と友好都市でもあります」と添え書きを付け、各方面に転送されたようです。
今日は、沖縄タイムスの記者から電話取材もありました。堺市議会がこの請願を採択することになれば、現地の人々には、それこそ大きな力添えになることでしょう。
沖縄の辺野古新基地工事の強行を中止するよう、政府への意見書を議決してほしい」という請願書が、今日、堺市議会に提出されました。8月18日に開催された「「辺野古の海は壊させない!堺からの声を・請願署名スタート集会」以来、市民の皆さんが集めた請願署名は、目標の5千筆をはるかに超え、今日現在9221筆に達したそうです。「紹介議員になってほしい」とのご依頼があったので、署名・押印しました。
●またまた「強権姿勢」を露わにした大阪維新の会議員
さて、今日は午前中に議会力向上会議が開かれ、予算・決算委員会の開催方法を変えることについて協議するはずでした。すでに変更原案が示されていますが、6つの常任委員会ごとに分科会を置いて審議する現在やり方を、3常任員会ずつにまとめて2つの分科会にすること。その際、1委員の発言持ち時間を3日間で40分(答弁を含む)、総括質疑は1人あたり7分(同)にするというものです。ちなみに現在は、答弁を含まずに1日30分、総括質疑13分です。大雑把に言えば、発言時間を現行の4分の1程度に押さえ込もうという乱暴な提案です。
これまで、私の他、ソレイユ堺、共産党が発言時間の削減に反対する立場を明確にしながら、議論の進展には協力して、2分科会方式や討論時間を20分(現行30分)にすることには同意すると表明しています。
今日、議会事務局が提出した資料に「合意」との文言があったので、「発言時間削減を強行するなら原案そのもの反対する。従って暫定合意と理解しておいてほしい」と発言したら、「それなら、今日は議論できない」と座長が会議の打ち切りを口にしました。
また、大阪維新の会の議員は「民間の体験からすれば、いつまでも議論できない。決をとるべきだ」とまで言い出しました。議会力向上会議には「採決」のルールはないし、そんな前例もありません。何かと言えば「民間」を持ち出す維新の会ですが、私たちの仕事は民間とは異なります。市民福祉の向上を目指して行政チェックをする使命の自覚すら、彼らにないようです。
▼堺市議会に提出された「辺野古工事強行反対」の署名簿
昨日の日記に「心を決めた」と書いたら、今日は励ましの電話とともに、「選挙期日を教えてほしい」とのご連絡がありました。堺市議選は、3月29日(金)告示、4月7日(日)投開票の予定です。今上天皇の退位、新天皇即位という事情を勘案して、通常の場合よりも選挙日程が1週間早まりました。お問い合わせのあった方は、応援のために仕事の都合などをやりくりして下さるとのこと。いっそう心力強く、頭が下がります。
ところで、今夜は法律相談。ご郷里の土地や建物の相続に関するご相談でしたが、同席の司法書士から適切なアドバイスがあり、ホッとした表情で帰られました。