clock 2018. 12
2018.12.21
8.0℃〜16.0℃。コートが不要なくらい暖かくて大助かり。夕方から雨に。

昨日の日記に書き切れなかったのですが、午後6時半から開かれた「堺市立学校園性暴力対策等推進委員会」を傍聴しました。同委員会は、堺市の附属機関として新たに設置されたもので、昨日が初会合です。
メンバーは、久保郁彦さん(堺市スクールカウンセラー・スーパーバイザー/臨床心理士)、李節子さん(長崎県立大学大学院教授/助産師)、大谷敦子さん(元大阪府警本部)、大台賢史さん(堺市スクールソーシャルワーカー/精神保健福祉士)、太平信恵さん(弁護士)、原田薫さん(性暴力救援センター・大阪SACICO運営委員)、藤岡淳子さん(大阪大学大学院教授)で、久保さんが委員長に、李さんが副委員長に選任されました。
また、昨日の主要議題は、市教委が作成中の「教職員のための性暴力対応マニュアル」(案)について。各委員から様々な助言が出されました。8月の子どもと女性が輝く社会実現調査特別委員会で、私は学校での性教育の改善をこの委員会で検討してもらうことを提案したのですが、委員からも性教育の大切さについての発言がありました。委員会の運営で少し気になることはあったものの、今後の審議に大いに期待したいと思っています。

●議運は自民・公明の正副委員長が共に辞任
さて、昨日、午前中の本会議を空転させた議運委員長(自民党)の辞任騒ぎは、午後開会の本会議で委員長の委員辞職を許可。自民党から新たな委員を選任しました。また、議運副委員長(公明党)からも副委員長辞任の申し出があったため、本会議終了後に協議。ソレイユ堺の議運委員差し替えによる新委員が議運委員長に、自民の新委員が副委員長に就任しました。

ところで今日は、事務所にたくさんのボランティアが来て下さって、年末の発送準備作業がはかどりました。作業は明日も継続しますので、ぜひご助力ください。なお、私は午前中から午後にかけて愛読者訪問。天気が悪くなる前に、今日の訪問予定を終えることができました。

▼昨日開かれた「堺市立学校園性暴力対策等推進委員会」

2018.12.20
10.0℃〜14.5℃。気温が上がり、天気が崩れました。午後は雨に…。

私も提案者に加わった「国と沖縄県との誠実な対話を求める意見書」は、今日の最終本会議で採択されました。

下の写真はNHKニュースの画面ですが、前列左から3人目が私で、左側が共産党、右と後ろがソレイユ堺。議席右翼(写真上方)は大阪維新の会で、いずれも「賛成」の起立をしています。また、中央部で座ったたまま「反対」しているのが自民党と公明党の議員です。

なお、傍聴席では請願署名に関わった多くの市民が傍聴していました。

●午前中は議会が空転
ところが、傍聴者がどんどん詰めかけ、報道関係者も待機しているのに、10時開会だった本会議は始まりません。実は昨夕、議会運営委員長から辞職願が提出され、正副議長らが慰留に当たっていたからです。
その辞職理由というのが、教科書会社から協力依頼があった議場写真の提供を公明党だけが拒んだためです。自民党の議運委員長が説得に当たっても公明党市議団は頑なで、責任を感じての辞表だそうです。

●不可解な公明党の「拒否」理由
公明党は、「写真掲載は教育の中立性を損なう」と主張するのですが、なぜそうなのかについての説明はありません。
また、同社の現在の教科書には下のコピーのように大阪市議会の写真が掲載されており、公明党大阪市議団はそれを認めたはずです。
一部の公明党議員からは「教科書採択に問題がある」と聞き、市教委に確かめましたがその事実は確認できませんでした。また、そのために写真提供を拒むことこそ教育への政治介入の恐れはないでしょうか。

いずれにしても、とんでもないドタバタ劇で、10時に始まるはずの本会議が13時からになった不始末は、議会構成員の一人として責任を感じます。申し訳ありません。

▼画像クリック→拡大

2018.12.19
4.5℃〜12.5℃。最高気温は昨日より高いのに、風が寒さを増します。

午前中から夕方まで、ひたすら愛読者訪問。

ある訪問先で玄関先に出て来られた女性が、「主人は毎号の議会報告を楽しみにし、綴じて保存しています」と。その上、「今、散髪に行っているので、折角なのに対面できないと悔しがります」とおっしゃって、ご近所の理容店まで案内してくださいました。

お陰で、洗髪を終えてバーバー椅子上のご主人とは鏡を通して、また手を休めてくださった理容店の店主さんにもご挨拶することができました。

2018.12.18
天気はお天気は回復しました。7.0℃〜11.0℃で、寒さが緩んでいます。

今夕、参議院議員の川田龍平さんが事務所を訪ねて来られました。「菅直人さんの紹介」とのご挨拶を受けましたが、川田さんが東京HIV訴訟の原告の一人として19歳の時に実名を公表し、薬害エイズ事件への人々の関心を高めたことは多くの人が知っています。また、その闘いの中で、当時の菅直人厚生大臣が国の責任を認めて謝罪したのです。
川田さんは、2007年の参院選に挑み、たくさんのボランティに支えられて初当選。東京選挙区での無所属当選は、市川房江さん以来42年ぶりだったそうです。その後、みんなの党などを経て、現在は立憲民主党に所属。来年の参院選では、全国比例区で3選をめざしているとのこと。

■「国と沖縄県との誠実な対話を求める意見書」…堺市議会が20日本会議で可決へ
さて、今日午前中に議会運営委員会が開かれ、最終本会議(20日)の議事運営などを協議しました。その際、安倍政権が沖縄県民の意思を踏みにじって強行している辺野古埋め立てに関して、ソレイユ堺が用意していた意見書の文案を一部修正して再提示。私は提案議員となることを表明しました。また、大阪維新の会と共産党が「賛成する」との意思を示したため、20日の本会議で採択されることが確実になりました。
ちなみに、堺市議会の定数は48人。欠員1人(小林議員の辞職)と議長を除いた46人での採決となります。大阪維新の会13人、ソレイユ堺7人(議長除く)、共産党6人と長谷川で、賛成者は計27人。反対は、公明党11人、自民党8人の計19人。もっとも、ソレイユ堺の1人が病気治療のために欠席するとも聞いているので、26対19での可決となる見通しです。

●意見書の文案は以下のとおりです
        国と沖縄県との誠実な対話を求める意見書(案)
 本年9月30日に行われた沖縄県知事選挙において、大きな争点の一つとなった沖縄県・辺野古沖における米軍海兵隊新基地建設について、沖縄県民は民意を示した。
 8月31日に沖縄県が埋め立て承認を撤回したことで中止されていた建設工事は、政府が行政不服審査法を利用して承認撤回の効力を失わせる決定を行ったことで、埋め立て工事は再開され、辺野古沖への土砂投入が行われている。
 こうした中、住民理解が乏しい上での土砂投入工事実施が、今後、国と地方自治体との間で起こる様々な問題を処理する上での、悪しき前例となるのではないかと、一地方議会として深く憂慮している。
 これらを踏まえ日本政府は、現在行われている集中協議に期限を設けず、住民理解をより一層進める対応を進め、国と沖縄県、地元市町村との誠実な協議を通じた事態の打開策を見出すことを求める。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
  平成30年  月  日                           堺 市 議 会

この意見書が採択されれば、市民の請願は一事不再議となり採決されません。しかし、9千人を超える署名が集まったことが、市議会での意見書採択という成果を得ることになりました。

2018.12.17
未明の激しい雨は朝には降り止みました。昼間13.5℃で大助かりです。

午前中から夕方まで、愛読者訪問。また、「議員活動報告」の新春号も校了しました。事務所では発送作業の準備中で、連日ボランティアの方々のお世話になっています。12月21日から封入作業に入る予定ですから、お時間があればお力をお貸しください。

2018.12.16
朝の気温は2.0℃。寒くなりましたが午後は12.0℃。曇り空から雨に…。

天気が崩れる予報だったので、愛読者訪問は少し早めにでかけました。まず、4年前に町内会長の横暴と闘う方々からご相談を受けた地域へ。ご案内くださる方があったので、地図を見ることもなくスムーズに回れました。しかし、2時過ぎに雨が落ち始め、急いで事務所へ。

2018.12.15
4.0℃〜9.0℃。寒くはありましたが、少し日射しがあって助かりました。

昨日の日記に書き切れなかったのですが、健康福祉委員会の3つ目のテーマは「受動喫煙の防止に関すること」。市長は今議会に「がん対策推進条例」の改正案を提案しています。
現行条例では、受動喫煙を「室内又はこれに準ずる環境において、他人のたばこの煙を吸わされること」と定義。しかし、屋外でも受動喫煙が生じていることは歴然としています。私は制定時からその誤りを指摘し、その後もしばしば改正を求める議論をしてきました。
やっと提案された改正案では、受動喫煙の定義が「人が他人の喫煙によりたばこから発生した煙にさらされること」に変わります。なお、改正案は昨日の健康福祉委員会で全会一致の可決。20日の最終終本会議でも可決される見込みです。

●「大阪府受動喫煙防止条例」の動き
今回、堺市がやっと改正案を提出することになったのは、健康増進法が改正されたからでもあります。しかし、同法改正での受動喫煙対策は抜け穴が多く、東京都はそれを少し補う条例を今年6月に制定しました。大阪府でも検討中で、その進行状況を質しました。
健康部の答弁によると、受動喫煙防止対策を検討していた懇話会が報告書を作成中で、来年2月議会には条例提案の予定だそうです。ところが、施行は「遅くとも2025年大阪万博」と聞いて驚きました。施行時期を早めるよう、竹山市長から知事に要請することを求めました。

■土曜日の愛読者訪問で様々な出会い
さて、今日もお天気に恵まれたので、午前中から愛読者訪問。土曜日のせいか在宅の方も多く、様々な出会いがありました。間違えてお隣のお宅のインターホンを押すと、小走りで出てきて下さったのはいつも駅前で議員活動報告を受け取っていただいている方でした。また、別のお宅では、ずっと以前に私を支援していただいていた方のご子息であることが分かりました。
今日の訪問予定が終わりに近づいた午後、「まあ、お上がり」と居間に招き入れてコーヒーをごちそうしてくださる方も。昼食抜きでやや疲れていた体が癒やされました。

2018.12.14
辺野古の土砂投入が始まりました。沖縄県民の思いを踏みにじって…。

健康福祉委員会では、まず、6日の大綱質疑で議論した阿坂墓地について、「墓地、埋葬等に関する法律」を所管する環境薬務課に対して、「10年間も放置したことに反省はないか」と質しました。同課課長は「違法性解消に向けての取り組みが進捗しなかったことを重く受け止めている」と述べた後、「関係部局で連絡会議を立ち上げ、12月7日に初会合を開いて今後の方向性を確認した」と答弁。私の大綱質疑の翌日から対応が始まったようです。

●「争奪戦」と言われる“残骨灰”
続いて議論したのは、「争奪戦が起きている」とNHKでも報じられた火葬場の残骨灰。医療行為などで遺体内に残された金、銀、プラチナなどが残骨灰の処理過程で取り出され、売却されている事実があります。中日新聞が昨年行った調査によると、東京都のほか、仙台、横浜、新潟、浜松、名古屋、神戸、岡山、福岡各市などが有価物の売却で収入を得ています。
「堺市はどうしているか」と質すと、指名競争入札で業務委託しているとのこと。また、「有価物の取り出し・換金はしていない」そうです。しかし、業者との契約書にはそのことに関する取り決めはありません。業者が確実に市の方針に基づいて処理しているという説明として不十分です。
また、遺族感情からすると、残骨灰からの有価物採取には複雑なものがあるはずです。簡単には決められませんが、多くの自治体が残骨灰処理による収入を得るようになっている事態を踏まえて、今後の対応を検討する必要もあります。竹山市長に見解を求めたら、「業者との契約内容はしっかり確認しなければあかんと思う」、「今後の処理の方向については、庁内で議論を進めたい」と答えました。

●動物遺体の措置について、「委託」も検討へ
2つめの議論テーマ「動物遺体の措置」については、昨年12月の健康福祉委員会でも議論しました。その折、家族同様に育てた愛犬が清掃工場でゴミと一緒に焼却されたことへの悲痛な思いを綴った市民のメールも披露。私の質問の2日後、環境事業部のホームページに掲載されていた「死んだ犬猫などの収集」の言葉は、「死んだ犬猫などのお引き取り」に変わりました。
政令市や府内自治体の中には斎場内に動物専用炉を設けているケースが多く、堺市でも以前は動物指導センター内の「死犬猫炉」で処理されていました。環境配慮の観点から南部清掃工場(南区御池台)に処理が移った後も、同工場内に専用の「死犬猫炉」が設けられていたのです。ところが、2013年に「クリーンセンター臨海工場」が竣工し、南部工場が廃止となった折に「死犬猫炉」を廃止。以来、一般ゴミと共に焼却するようになりました。
昨年の質疑の前に臨海工場の現場を視察しましたが、動物遺体を焼却炉に運ぶクレーンにはゴミが入ったビニール袋が付着しているなど、およそ動物愛護の精神に背くものでした。その写真を示しての昨年の議論では、健康福祉局長が「飼い主にとっては家族同様のペットであったと思う。環境事業部などと協議する」と答弁しています。
その後の協議状況や方向性を確認したら、市当局は今日、「委託により処理することも含めて検討する」と答えました。「委託」は大阪市などが行っている方法です。委託先の業者の信頼性が問われますが、実現すれば「ゴミと一緒の焼却」は免れることになりそうです。

2018.12.13
2.5℃〜10.5℃。毎日、気温が下がっています。それに今日は風も…。

午前中から昼過ぎまで、愛読者を回りました。お留守だったお宅にも資料だけはお届けして帰るのですが、事務所に戻るとお礼の電話をいただき恐縮しています。

今日の訪問活動を早めに切り上げたのは、明日の健康福祉委員会の質問準備のためです。
質問項目は当初に予定したいた3テーマに絞り、昨日通告した「がん検診」は次回に譲ることにしました。

なお、午後の市長への質問が2人になったそうなので、3テーマともまとめて行うつもりです。開始時間は午後1時15分くらいと予測されます。

2018.12.12
昨夜からの雨は朝方まで。雨のお陰か、朝は暖かくて、8.2℃〜13.0℃。

今日も午前中から夕方まで、「議員活動報告」の愛読者訪問。

以前は新春号にアンケートはがきを挟み込んで配布していたので、様々なご意見が寄せられていました。本当は続けていたかったのですが、配布物の重さが倍近くなり、配布者の皆さんの負担を考慮して最近はやめています。愛読者の中には、そのアンケートの回答を寄せて下さった方も多く、改めて「よく読んでいただいている」と実感しました。駅前議会報告でのスピーチ姿にもご注目いただいているようで、「○○駅で見かけました」とおっしゃる方がたくさんおられました。

議員としての日常活動の大切さを痛感しましたが、いずれも多くのボランティアの皆さんのお陰で続けられていること。感謝に堪えません。

また訪問中に、昨日は差し入れの品をたくさんいただきました。今日は、2階ベランダでの作業の手をとめてわざわざ下りて来て下さった方、私の声を聞いて玄関から飛び出して握手攻めにして下さる方など、あちこちで熱い歓迎を受けました。さらに、あるクリニックではドクターから市民検診などに関する様々な問題提起を伺ったので、明後日の健康福祉委員会での質問テーマに追加しました。

ところで、訪問の際には新たに作成した「長谷川俊英推せん会討議資料」を持参しています。ご覧になりたい方は事務所までご一報を。

Page: | 1 | 2 | 3 | 4 |
2018/12
Su Mo Tu We Th Fr Sa
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
前月   翌月

- Old Index -