明日開かれる子どもと女性が輝く社会実現調査特別委員会での議論に備え、パワーポイントのスライドを作成しました。6人の議員が発言を予定しており、私は5番目です。委員会は午後1時から始まるので、議会事務局の読みでは、2時半か3時ごろになるとのこと。
なお、今日は朝からボランティアの方々が来て下さり、総勢5人で発送の準備作業。それにしても、山口県で不明幼児を発見した尾畠春夫さんが語った「ボランティア精神」の影響力は大きく、午前中から参加して下さった方々は弁当持参です。申し訳ありません。
午後からボランティアの方が1人来て下さったので、明日から始めようと思っていた「議員活動報告」発送作業の予備的な仕事をしていただきました。発送用の手紙などの印刷も終わり、準備は整いました。
先日、サッカーでの交流があった福島県いわき市の中学生たちが、今度は生徒会役員の交流事業で、昨日から堺市を訪問しています。今日午後、堺市の中学校生徒会役員らとのワークショップが催されたので視察しました。ブレーザーズスポーツクラブの西野祐司さんが指導。今朝知り合ったばかりの両市の中学生が、課題について班ごとに話し合い、プレゼンテーションに至りました。
引率されている、いわき市教育委員会学校教育指導課長の玉澤淳さんによると、同市では各種の「キャリア教育」を展開されており、その一環で実施する「いわき生徒会長サミット事業」として堺市の招待に応じてくださったそうです。「いわき志塾」など、そのほかのキャリア教育事業についても興味深いお話を伺いました。
「9月下旬並み」という涼しさに励まされ、朝から昼過ぎにかけて、隣家や裏側のお宅にはみ出している路地の木の枝を払いました。とりわけ、妻がしばしばかぶれていたハゼの木は、ブロック塀の補強工事を依頼した業者の方に依頼して、その根も掘り返して撤去してもらいました。
さて今日は夕方から大忙しです。まず、6時から始まった新金岡校区の夏祭り会場へ。恒例の金岡北中学校吹奏楽部の演奏を聞き、大人気の屋台を見てまわりました。各自治会などが手作りで出店している屋台は大人気で、どの店も長蛇の列ができています。
続いて、7時からは新金岡5丁の夏祭り。地元自治会の行事で、昨年は幹事として交通整理などの役目を果たしたのに、今年は来賓扱いをしていただき、少し肩身の狭い思いをしました。
そして、ずっと気になっていた「辺野古の海は壊させない!堺からの声を・請願署名スタート集会」に参加するため、サンスクエアホールに急ぎました。前名護市長・稲嶺進さんの講演はすでに終わり、請願署名の提起が行われている最中でしたが、超満員の会場に感激。
閉会後、盆踊りが佳境に入っている新金岡校区の夏祭りを9時すぎに再訪。しばらくすると竹山市長も姿を見せましたが、今夜は9会場を回って、ここで納めるとか。
オランダ在住の教育・社会研究家、リヒテルズ直子さんが6月に新刊を上梓されました。『O歳からはじまるオランダの性教育』。
※リヒテルズ直子さん http://naokonet.com/bio-profile
リヒテルズさんには、昨年1月、堺市議会の子どもと女性が輝く社会実現特別委員会の研修会で講師を務めていただいことがあります。
その折は、講演の後、堺市教育委員会の幹部職員らとの懇談会もあって、議員・職員ともに学ばせてもらいました。その特別委員会が来週22日(水)に開かれるので、堺市における性教育の現状と課題について議論してみようかと思い、関係情報を集め始めました。
ところで、今日午後の議会力向上会議で、議会報告会の開催方法について議論しました。前回、高校生を対象とする正副座長案が示されているのですが、議会基本条例に則って一般市民を対象とする報告会も開くべきだと主張しました。
終日雨の予報だったこともあって、一日中、事務所で仕事。「議員活動報告」の発送準備や、電話での市民相談に対応しました。
せめてお盆だけはと、墓参り。一昨日は長谷川家の墓がある明石市のお寺へ。そして今日は、大阪市の阿倍野墓地で父方親族のお墓に線香を供えました。明治7年(1874年)、徳川時代の大阪の墓所を市内3箇所にまとめた折に開設。1907年に大阪市が買収したという歴史があるそうです。長年を経て、すでにお参りが途絶えた墓石があるのでしょう。撤去跡に、大阪市が「管理地」であることを示す立て札を立てています。
さて今日は、73回目の終戦記念日です。来年4月末の退位を控えた天皇陛下は、戦没者追悼式での「おことば」で、「戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ」という新しい表現を加えらた上、4年連続で「深い反省」の言葉を用いて「戦争の惨禍が再び繰り返されぬこと」を切に願うと述べられました。
他方、安倍首相の式辞は6年連続して「加害責任」に触れず、細川護熙氏以後の歴代首相が語った「アジア諸国への責任」に目をそむけました。森友・加計事件での追及をかわし、公文書改ざんという歴史的大犯罪への責任もとらないまま、改憲への道を強行に進もうとするこの国の政治に、私たちはきちんと目を向けなければいけないと、改めて思いました。
午前中に登庁して、8月議会に提案予定の議案について、説明を受けました。昨年度決算見込みは普通会計の実質収支で「38年連続の黒字」と財政部は誇らしげです。また、「堺茶の湯まちづくり条例」「地域包括ケアシステム推進条例」など、前議会で話題になった条例案に加えて、学校園等のブロック塀撤去改修工事費(約4億2千万円)などの補正予算が提案されます。
午後からは、阿坂墓地に関して市有財産を管理する財産活用課、環境薬務課、法定外公共物課と協議。公共交通課からは、泉ヶ丘駅周辺での違法駐車対策の説明を受けました。
●弁護士も「パワーハラスメント的行為」と認定した堺高校(定)事件
ところで、6月の本会議で取り上げた市立堺高校(定時制)の准校長によるパワーハラスメント事件に関して、市教委が堺市の顧問弁護士に求めた見解についても説明を受けました。3人の弁護士のいずれもが、准校長に追加処分を科すほどの「パワハラ」でないと言っているようです。しかし、それぞれの次の見解が注目されます。
■A弁護士=「パワハラ行為として認定するには、(中略)屈服している状況が必要であり、今回のように部下に屈服性がない場合はパワハラにあたらない」→思わず苦笑!確かに、私に相談された2人の教員は、准校長の理不尽な行為に屈服などされていません。
■B弁護士=「パワハラ的な行為であるが、特別にパワハラとまで認めるものでなく、それをもって特別に処分しないといけない事案でない」→「パワハラ的行為」とは認定しました。
■C弁護士=「広い意味でパワハラにあたるかもしれない」→本件は処分の上塗りをする事案ではないとの結論ですが、「パワハラにあたる」可能性を示唆しています。
なお、准校長の行為が、学校管理職として明らかに不適切な行為であることは、どの弁護士も否定していません。また、6月本会議では、教育長が「当該教諭らが職員証の発行を拒否していたにせよ、学校現場の管理監督する立場にあった管理職が手当の支給をとめたことは、パワーハラスメントと言わざるを得ないと考えております」と答弁しており、法的見解とは別の市教委見解が示された事実は否定されません。
●診断結果は、ご心配いただくほではありません
ところで、横浜市での出張中の負傷について、今日の午後、やっと医師の診断を仰ぐことができました。骨折などの異常はなく、回復に向かっているそうです。ご安心ください。
堺市図書館友の会の会長を40年以上も務めるなど、市民として堺市の図書館の発展に尽くされた松井郁子さんが、ご子息の住まいがある明石市に転居されたと聞き、お訪ねしました。
「もう90歳に近くなりました」とおっしゃる松井さんは、とてもお元気そうです。根っから本好きの松井さんらしく、訪問時も傍らに雑誌「AERA」がおかれていて、「ちょっと難しい記事もあるけど、ぼけ防止」と、依然と変わらないユーモアと笑顔での会話が弾みます。
思い返すと、私が初当選した1979年の市議選から松井さんに「推せん人」をお願いしています。以来、すっかりお世話になったお礼も申し上げることができました。
昨日の日記に書いた「打撲」は、徐々に痛みが穏やかになっています。ご心配のメールが届いており、まことに恐縮です。
なお、出張時の「二次会」についてのご質問もありました。堺市議会の行政視察の際の慣例になっているようです。多くの場合、「委員長が準備しているので…」との誘いを受けます。しかし、公務旅行中のこと故、いささかの抵抗感があります。それに深夜に及ぶので自身の体力にも配慮して、私は参加を遠慮しています。そろそろ見直しの声がほしいところですが、なかなか議論にはなりません。