clock 2019. 9
2019.9.10
27.0℃〜34.5℃。いつまでも続く熱帯夜。一度涼しくなっただけに堪えます。

決算委員会の第2分科会。私の発言は午後1時半になりました。
最初にアスベスト対策について議論。建物解体時のアスベスト処理に関する市民の不安の声を伝えました。兵庫県、大阪府、大阪市などでは自治体職員が現場に赴いて測定し、事業者による測定をチッェクしています。2006年に御堂筋沿いの商業ビルの耐震補強工事の際、条例基準の30倍にもなるアスベスト飛散が、大阪市の測定で明らかになっています。
業者まかせだけにしない方法はないか。検討を要請しました。

古墳群遊覧ヘリについては、先の本会議で指摘した事業者の報告書の真偽について確かめようと思いましたが、当該事業者からの説明文書がまだ届いていません。このため、今日はこの事業を実際に担当した職員の反省を聞くに止めました。

なお、明日は文教委員会所管事項に関する質疑です。「学校図書館」と「体罰」をテーマとすることを通告していますが、15分の発言時間ですから「体罰」まで及ばないかもしれません。

2019.9.9
27.0℃〜34.0℃。残暑が続き、関東では昨年の21号と同様の台風被害。

明日から3日間の決算委員会分科会に備え、午後から登庁して質問テーマで協議。初めての試みる運営方法に市当局も戸惑っているようです。

私の発言時間は3日間で30分。使用方法の制限も複雑で、10日(産業環境委員会の所管事務)=10分、11日(文教委員会の所管事務)=15分、12日(健康福祉委員会の所管事務)=5分を充てるつもりで準備しています。発言順も決まっていて、私は3日間とも6番目。しかし、何時から始まるかの予測は難しそうです。

2019.9.8
27.0℃〜35.5℃。昨夜はまた、寝床をエアコンのある部屋に戻しました。

十三の第七芸術劇場で上映中の映画「米軍が最も恐れた男『カメジロー』不屈の生涯」を見ました。
米軍治世下の沖縄で、まさに「不屈」の闘いを貫いた瀬長亀次郎の資料を展示している「不屈館」を7月に訪ねた折、館長の内村千尋さん(亀次郎の次女)から案内され、上演を楽しみにしていたものです。初日だった昨日、開演20分前に行ったらもう満席で「立見券」しかなかったため、今日の午前中に改めて出直しました。
衆院沖縄北方特別委員会での佐藤栄作首相との論戦(1971年)は興味深く、現安倍首相が見せる不誠実極まりない答弁とその大叔父の人間味を、ついつい比べてしまいました。

午後、堺に戻り、11日の決算委員会分科会での議論に備え、学校図書館司書をしている方々から勤務の実情などについてのお話を聞きました。

2019.9.7
25.0℃〜36.0℃。また「猛暑日」です。外出時、車の温度計は38℃でした。

9月3日に行った大綱質疑の議論の様子が、堺市議会のインターネット録画中継で見ていただけるようになりました。

※こちら http://www.kensakusystem.jp/sakai-vod/plenary/video/R01/R010903-6.html

改めて質疑を振り返ると、恥ずかしくなるような言い間違いをしています。例えば、遊覧ヘリの許可条件に違反した飛行時刻をパワーポイントで示しながら「19:01→18:01」「19:03→19:30」とそれぞれ読み違えました。さらに、エジプトやトルコでの「熱気球」事故を「ガス気球」と言っています。

会議録は訂正手続きで直りますが、ネット中継録画の音声を変えることはできません。勢いのある演説中でも、一つひとつの言葉をおろそかにしてはいけないと反省しています。

なお、ネット中継をご覧いただいたら、私の発言中に何度か大阪維新の会の議員席からヤジが飛び、私がそれに応酬する場面があることもご理解いただけます。お見苦しくて申し訳ありませんが、維新議員の中には、いつも私の発言に過敏に反応する人たちが何人かいるのです。

また、ヤジをもらったのは、特別職や議員の旅費改革について市長が「長谷川議員が議会をまとめてください」と言ったことに反論し、「まとめる責任は議長(維新の会)にある」と私が指摘した際です。地方自治法104条は、議長の役割を「議会の事務を統理し、議会を代表する」と定めており、議長に議会の意思をまとめる責任や権限があることは歴然としています。

ヤジ議員は、市長を擁護したつもりで「言い出しべえの長谷川がやれ」というのですが、まったくの筋違い。地方自治法への無知と、自分たちが市長施策の実現をサポートする「与党議員」であるとの自覚さえしていない状況をはしなくも露呈させました。

まあ、それは市長も同様です。旅費改革の断行にあたって身内に頼ることができないのは、まさかとは思いますが維新議員が「身を切る改革」に抵抗しているからなんでしょうか。
これまで彼らは、私が3年前から支給旅費の一部の受け取りを拒否して改革提案をしていることに一切耳を貸しませんでした。そして、宿泊料や日当の余ったお金で夜の飲み放題宴会に参加(あるいは委員長として主催)し、それでも余ったお金をポケットに入れてきました。

2019.9.6
255℃〜34.0℃。もう1℃で猛暑日となるほどの厳しい「残暑」となりました。

午後から、まず百条委員会の委員協議。その後、委員会を開会して、竹山前市長に証人出頭を求める日時を「11月5日(火)午前10時30分」と決定しました。

●竹山前市長代理人からは、出頭日の日程調整を「保留」の文書
なお、委員会の冒頭に竹山前市長の代理人弁護士から、次の3通の文書が届いていることが報告されました。
@(8月21日付)=百条委員会に関する意見書で、堺市議会の議決は地方自治法100条の規定を逸脱し、権限濫用である」との主張です。この意見書については、百条委が委嘱した法的アドバイザーの弁護士に検討を依頼し、「本件調査事項の調査及びこれまでの本委員会の活動の一切は、地方自治法100条の調査権の範囲内である」とコメントを得ています。
A(8月29日付)=証人出頭と会計帳簿等の提出請求に対する「回答書」で、百条委員会の設置目的や出頭・提出請求の理由を書面で説明を求め、説明を得るまでは提出も出頭日程の調整も「留保」するという内容です。
B(8月29日)=@の文書にAの説明要求を加えた「陳情書」です。従前からの堺市議会のルールで、この陳情については次回定例会(11月議会)で審議し、回答することになります。

●百条委員会の判断
今日の審議では、百条委が証人出頭や資料提出を求めるに当たってその理由を示す必要はないことから、委員会が日程を決めて証人出頭を求めることを全会一致で議決。その日時を定めました。
また、市長選挙の出納責任者であった阪本圭氏の証人尋問を行うことも決定し、出頭を求める日の日程調整に入ることになりました。

●百条委員会は、本当に「伝家の宝刀」か?
地方議会にとって「百条員会は伝家の宝刀」だと言われてきました。ただ、もしも竹山前市長が証人出頭を拒否すれば、後は「告発」しかありません。巨額の記載漏れの真相解明を求める市民の声に議会は応えられなくなるのです。他方、竹山氏は「説明責任は果たす」と公言してきました。
そこで私は、仮に法的権限のある百条委に出てこないのなら、その権限をはずした説明の場を設けることを考えてもよいのではないか。竹山氏にも、ぜひとも堺市長という公職にあった人としてその責務をまっとうしてほしいと主張しました。

2019.9.5
25.0℃〜32.5℃。最盛期は160輪咲いた朝顔。今朝の花殻は6輪でした。

今議会から、決算委員会の運営方法が変わります。従前は各常任委員会ごとに分科会を設けましたが、3常任委員会の所管事務をまとめて2つの分科会で審議。私は、産業環境・文教・健康福祉各委員会の所管事務を審議する第2分科会に所属します。

文教委員会管事務の議論に備えて、今日午後、津久野中学校の学校図書館を視察。昼休時、図書館に来て読書したり、貸し出しを受ける生徒らの姿に触れ、週2回勤務の学校司書の話も聞くことができました。

2019.9.4
26.2℃〜33.0℃。夜の気温がさらに上がりました。夕方には大雨警報が。

昨日の大綱質疑で議論した2つ目のテーマは、特別職や議員に支給される旅費です。

●余った宿泊料(税金)での宴会は認められません
2016年の熊本視察の折、実際の宿泊費は7,400円でした。支給された宿泊料16,500円との差額が夕食代に充てられました。それでも残った「差引額」は出張議員のポケットに。しかし、税金での飲食や残金を返さないことが納税者に認められるはずはありません。

私は、その分の旅費支給を拒否し、夕食代は私費負担としました。そしてそれ以後、毎回の旅費支給の際に続けています。

なお、大阪府や大阪市では、ずっと以前から宿泊料の上限を13,200円とし、府は上限額以内の実費支給です。堺市で1日3,200円支給される日当は、ともに廃止しています。

●6月臨時会で永藤市長に改革を提案
府や大阪市の旅費改革は、橋下知事(市長)が断行したもの。永藤新市長も自身の出張前に改めるべきだと、6月21日の臨時議会で提言しました。
しかし、7〜8月の東京出張では、少なくとも宿泊料に残金が生じています。昨日、「それがどこに行ったのか」という私の質問に市長は答えませんでした。

●昨日、市長は「条例改正しましょう」と明言
実は、私の質問通告に対して市当局は事前に市長答弁の予定原稿を示していました。

「市民の皆様からよりご理解を得られるよう、特別職の旅費制度については実費支給へと見直したい」。「議員の理解も得たい」

ところが市長の最初の答弁は異なりました。やむなく、東京主張旅費の残金などを追及すると、やっと「条例改正しましょう」という言葉が出てきたのです。

昨日の質疑を振り返って、永藤市長がまだ「市長」としての自信を持つことができていないように感じました。「答弁予定」として示すことを了解したはずの原稿に基づかない発言など、施策を担当する市職員との意思疎通もうまくいっていないのではないかと思わざるをえません。


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2019.9.3
25.5℃〜33.0℃。また、少し寝苦しい夜となり、昼間の暑さも戻りました。

大綱質疑の出番は、予測よりやや遅れて3時53分から。最初に、たくさんの苦情が寄せられた古墳群遊覧ヘリについて、実施した事業者の問題点や行政対応のずさんさを追及しました。

まず、3日間の事業実施に先立って同じコースを試乗したという永藤市長に、ヘッドホンを装着しなければならないほど大きな飛行音が窓下の住宅街の騒音になると思わなかったかと質問。しかし、答弁は多分に的外れでした。

●時間オーバーに加え、報告書にも疑問
最終日の7月15日、事業者は堺市が発着場の使用を許可した時間を2時間以上オーバして運航しました。その上、市への報告書などには最終着陸「18:57」と記しています。他方、私にメールで知らせて下さった市民は「19:05」までの運航を現認しています。
また、この方とは別に16:00〜19:07の運航状況をすべて記録し、飛行機体まで撮影してブログに掲載している方もいます。事業者の報告書や顛末書の真偽も確かめない行政対応を批判しました。

※運航記録の掲載ブログ http://monoblog366.blog.fc2.com/blog-entry-197.html

●大阪航空局が業務改善命令や警告
いろいろ調べていると、当該航空会社は低空飛行、無資格操縦士による遊覧運航、燃料切れなどの事案を重ね、大阪航空局から業務改善命令と警告を受けていることも判明。市はそんな事実を把握せず、住民が心配している事故発生への対応も手抜かっています。猛反省を求めましたが、市長からは不安を感じた市民へのお詫びは聞かれませんでした。

なお、もう一つのテーマ「特別職等の旅費」に関する議論は、明日の日記で報告します。

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2019.9.2
24.0℃〜31.5℃。お天気がよくなったら、まだまだ「厳しい残暑」を感じます。

大綱質疑本会議の第1日目です。維新、公明、自民、堺創志会が順に「代表質問」。決算・予算議会の折に試行することになった会派代表による質問制度ですが、共産党は利用しませんでした。

トップバッターの維新議員は、たっぷり2時間をかけて質問。どうやら、永藤新市長による市政の変換を印象づけたかったようです。もっとも、市長の答弁は「近隣自治体(府・大阪市)と連携し、民間活力を導入して持続的発展を図る」ということに要約され、このフレーズは後に質問した各議員にも繰り返していました。

なお、今日は4議員による代表質問の後、その他の大綱質疑として維新議員が発言しました。

明日はいよいよ私の出番ですが、公明(90分)、自民(80分)、創志会(40分)、共産(60分)に続く5番手ですから、おそらく午後遅くの登壇になるでしょう。「古墳群遊覧ヘリの騒音」と「特別職旅費の改革」に、永藤市長はどのように答えるでしょうか。

2019.9.1
昨夜は窓を閉め、掛け布団も使いました。大泉緑地では秋虫の声が盛んです。

目覚めると久しぶりに雨が上がっていたので、大泉緑地へ。長袖姿の人も多かったようです。空を覆う雲の隙間からほんの僅か顔を見せて昇る太陽を、冒険ランドの滑り台に上って撮しました。

午後は、泉ヶ丘駅前のビッグバンで開催された大阪府断酒会の創立53周年記念大会に参加。アルコール依存症だった当事者2人、それに依存症の夫と共に断酒会に参加して立ち直らせた妻が語る体験談は感動的でした。
「病気」だという自覚、専門医のアドバイスと処方、体験談を聞いての語り合いなどの経過を経ることが回復への道のようです。昨年はギャンブル依存症の会合にも参加しましたが、自助組織の存在とその活動はとても大きい意義を持っています。

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