《2009.3.18〜19》
(722)
3月18日(水)暖かい日。早朝の街頭活動もコートなしでOK。明るくもなりました。
いつものように、新金岡駅@出入口から駅前議会報告を開始しました。到着した途端に「1枚下さい」を手を差し出して下さった方を皮切りに、「議員活動報告bR9」はどんどんと受け取っていただきました。他方、「今月から、給料が下がりました」と、深刻なお顔で話しかけてこられる方があるなど、経済不況の現状が直接的に伝わってきます。また、「病院移転の無駄づかいは絶対止めさせて…」とか、「路面電車は要りません」などと、多額の税金を投入するハコモノ行政への危惧を示される方がたくさんいらっしゃいました。
駅前報告を終えた足で大泉小学校に向かい、お招きいただいた卒業式に参列。今年も、卒業証書を授与される壇上に上がった卒業生の一人ずつが、漢字を書いた色紙を掲げて自分の夢を語ります。54人が選んだ漢字は多様ですが、優=4人、希=3人、それに、絆、彩、努、友、美が各2人。また、将来の夢については、2年前は、野球選手、サッカー選手、保育士などが多かったのに比べ、「パティシエ」「ケーキ屋さん」「ドーナツ屋さん」が目立ったほか、「ダンスの先生」「ヘアーメイクアップアーティスト」などが人気を呼んでいる様子です。
午後からは、予算委員会の理事会に出席し、来週開く委員会(全議員出席)での総括質疑や討論について協議。私の発言は、24日(火)になる見込みです。
3月19日(木)車のメーターパネルに表示される外気温が「23℃」になっていました。
今朝は、地下鉄・新金岡駅C出入口で議会報告。午前中、事務所で自治体議員勉強会の企画・連絡文書を作成するなどの仕事を済ませて市役所へ。午後からは、予算委員会の総括質疑に向けて担当課と折衝。また、ここ数日たまっていたご相談ごとの処理に追われました。
●定額給付金詐欺…堺市で全国初被害
さて、世論調査で7〜8割の人が「愚策だ」と思っている“定額給付金”で、詐欺被害の第1号事件が堺市で発生しました。午前10時ごろ、市の相談窓口に80歳代の女性(西区在住)から電話があり、警察署に連絡したとのこと。
朝日新聞ウェブ・ニュース(.3.19 19:39)によると…
(大阪府警の)捜査2課によると、19日午前9時ごろ、堺市の無職女性宅に、「市役所のものです」と名乗る男が訪れた。男は女性に「給付金の件で寄せていただきました。5万円もらえればすぐに給付の手続きができます」などと言ってその場で現金5万円を受け取り、「10分ほどで戻ります」と言い残して自転車で立ち去ったという。女性はしばらく男を待ったが戻ってこなかったため、「だまされたのではないか」と不審に思い、堺市役所に問い合わせ、事件が発覚した。女性は一人暮らしで、「男が堺市役所の人だと思い込んで応対した」と説明したという。
なお、このニュースは早速、
総務省のホームページにも掲載されました。
ちなみに、堺市民への給付は、原則として金融機関(ゆうちょ銀行を含む)への口座振替によって行われます。支給開始日は4月16日の予定。市は、「定額給付金等交付事業実施本部」を設置して、膨大な事務処理に当たっています。相談窓口の電話は072−228−1192。
●大泉小学校「卒業生の夢」つづき
昨日の卒業式の際にいただいた校報「おおいずみ」に、卒業生全員の「夢」が掲載されています。あらためて目を通してみると、「将来、科学者になりたい」と書いた児童が3人いました。昨年、南部陽一郎、小林誠、益川敏英の3氏が
ノーベル賞を受賞したことの影響でしょうが、その3人が掲げた漢字は、「学」「築」「優」。また、「優」を掲げた卒業生4人のうち3人が「やさしい」と読んだのに対し、科学者志望の児童は「すぐれる」と読みました。全部で41通り示された漢字のうち、私の印象に残ったのは「粘」です。この字を掲げた卒業生は、「私の将来の夢はまだ決まっていないので、中学でも勉強に頑張り、どの将来の夢も叶えられるようにしたいです」と校報に記しました。それぞれが皆、すばらしい夢を抱いて巣立ってくれたようです。