6月15日(月)きょうも雨はなく、蒸し暑さがどんどん拡大しています。
※6月14日以前の日記は、前ページに掲載
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《2009.6.15〜16》
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きょうの建設委員会には、私が質問した阪神高速大和川線の工事をめぐって、ずっとこの事件を追っている毎日放送の取材カメラが入りました。
お昼のMBSニュースで映像が流れたそうです。また、夜のニュース番組「VOICE」では、シリーズ「憤懣本舗」その後として、私の委員会でのやりとりや発言後のインタビューなども折り込んだ長めのニュースになりました。このほか、高裁で敗訴した事件の上告問題、LRT計画の見直し、集合住宅の水道メーター取り替えについて質問。また、上下水道料金の値下げを求める請願でも議論を交わしました。なお、建設委員会が閉会したのは、午後6時55分。2時過ぎに終わった文教委員会での発言はできませんでした。
6月16日(火)朝、街頭活動を始めたら急なにわか雨。その後は晴れて暑くなりました。
延び延びになっていたJR堺市駅前での議会報告を、今朝やっとさせていただくことができました。今回の街頭活動はこの駅で打ち止めです。「昨日のテレビ見ました」「インタビュー場面が45秒もあった」「相変わらず鋭い視点ですね」…。何人もの方々から語りかけられた…と、配布ボランティアの皆さんが口々に報告してくれました。そして、「カンパの持ち合わせがないので、これでも…」と、あめ玉をカバンから取り出して下さった方もあったのだそうです。
さて、そのニュースになった阪神高速大和川線のことで、私が追及したのは、堺市が指名停止にしていたはずの鹿島建設や飛島建設の共同企業体に工事が発注されたことです。
市当局は「工事を委託した阪神高速鰍フ基準には合致しているから適正だ」と言い逃れを図りました。これに対して私は、シャープ進出に絡む下水道工事を日本下水道事業団に委託した際、「堺市の指名停止業者を入札に参加させない」という条件を付けたことを引き合いに出し、大和川線の工事発注は脱法行為だと指摘しました。
きょう、大阪府はどうしたのか…と、府の公式ホームページを見ていたら、6月9日の部長会議(写真=大阪府HPから引用)で、橋下知事や都市整備部長が注目すべき発言をしています。
【知事】堺市で指名停止になった業者が、阪神高速道路公団の基準では問題なかったため発注できたという話があるが、私の感覚では理解できない。堺市は阪神高速道路の判断だから問題ないと言っているそうだが、日本の法律が適用されない外国人に犯罪をさせるという話と同じ理屈。府では認めないということでお願いしたい。
【都市整備部長】ルールはないが、我々も道義的にはおかしいと感じている。現在、契約局とルール作りについて調整しているところ。
堺市長の行政姿勢について、橋下知事は痛烈な批判を投げかけています。この問題でもまさに、木原市政の“ほころび”が出ている…と言わなければいけないでしょう。