長引く夏かぜで、すっきりしない体調をいたわりながら、健康福祉委員会と決算審査特別委員会健康福祉分科会に出席しました。
今回の議論の狙いは、本会議の大綱質疑の際に取り上げた「がん対策」と「不育症支援」の問題を具体的に詰めること。まず、がん検診受診率が伸びない原因や「目標値」がおざなりの数値であることを指摘。今後、具体の数値目標を設定し、実現に向けての施策を策定することを求めました。また、取り組みへの積極性が見られる市立堺病院と、やや認識にずれがある健康福祉局が共同して対処すべきだという、私の本会議での主張については、病院事務局長、健康福祉局長の双方とも異論なく、市民のためのより有効な施策構築を約束しました。
10時から決算員委員会の理事会が開かれたのですが、田中丈悦議員に代理出席してもらい、私は医師の診察を受けました。ちょっと気になっていた昨夜の発熱は、風邪が長引き、気管支炎を起こしているとの見立てでした。午後、事務所に戻ったところ、先日来依頼していたことの処理について、自転車まりづくり推進室が説明に来てくれました。
●地縁団体認可の「取り消し」はしないのだそうです。
続いて北区長らが来訪。こちらは、先日の市民人権委員会での答弁後の措置についての言い訳です。弁護士とも相談の結果、「認可取り消し」の必要はない…との判断をしたとのこと。いったん認可したことを取り消すのはたやすくないでしょうが、それならどうして、「取り消しを検討する」などと答弁したのでしょうか。その場その場で、何とかことをしのごうという対応をしてきた結果、住民に対立や混乱をもたらせていることへの反省が、まるっきりできていません。決算委員会の総括質疑(発言予定は22日)で、まさに「総括」の議論しなければならなくなりました。
やはり、昨日はがんばりすぎたのでしょう。少し発熱もあって、身体を休めることにしました。午前中に「議員活動報告」の原稿を完成させて印刷所に提出。その他の予定はほぼすべてキャンセルしました。ただ、どうしても必要な方々とは、事務所に来ていただいて短時間の応接。私から他の方へのウィルスの広がりは、なんとしても避けたいと思っています。
うとうとしながら国会中継を見ていましたが、野田総理の答弁には、代表選のときのような期待感を覚えることはまったくありません。それに、議席ばかりか閣僚席での居眠り風景が電波に乗って茶の間に届くことを、議員の皆さんは自覚しているのでしょうか。
9月15日(木)夏日が続き、各地の運動会練習で「熱中症」がニュースになっています。
9月16日(金)天気は下り坂なのに32℃。紀伊半島被災地への雨の影響が心配です。
なお、会議終了後に開いた委員協議の席上で正副委員長が、「がん対策推進条例の制定について、健康福祉委員会で作業を進め、委員会提案で諮ってはどうか」と提案。この種の条例は全会一致での議決が望ましいので、各委員が所属会派に持ち帰って会派の意向を確かめることになりました。
9月14日(水)どこかから種が飛んできて、可憐な花を咲かせてくれている雑草?です。